25歳男を逮捕 被害者は搬送先の病院で死亡
オーストラリアのクイーンズランド州南東部トゥウーンバの民家で2日午後9時半ごろ、男性(56)が日本刀のような武器で斬られる事件が起きた。男性は手首を切断されるなど重傷を負い、搬送先の病院で死亡した。6日付のメディア大手「ニューズ・コーポレーション」(電子版)が報じている。
使用された武器の詳細は不明だが、日本刀と見られる。ニューズは「サムライ・ソード」(侍の刀)、「刃の長い武器」と伝えた。オーストラリアでは日本刀を趣味で収集している愛好家はいるが、襲撃に使われるケースはきわめて珍しい。
州警察は、ニューサウスウェールズ州西部ダボ在住のジェイデン・ドイル容疑者(25)を殺人未遂や強盗などの容疑で逮捕・起訴。被害者の死亡後、殺人容疑に切り替えた。同容疑者は事件後、逃走していたが、トゥウーンバ西方の幹線道路沿いのガソリンスタンドで拘束された。
容疑者は6日、トゥウーンバの裁判所で開かれる公判に出廷する。ニューズによると、現時点では、容疑者と被害者の関係や犯行動機など詳しいことは分かっていないという。
■ソース
Man dies after alleged samurai sword attack(news.com.au)