パースの病院まで1,300キロ搬送 命に別状なし
公共放送ABC(電子版)によると、西オーストラリア州北西部エクスマスにあるケープ・レンジ国立公園で29日午後3時ごろ、少年がサメに噛まれ、重傷を負う事故があった。
サメに襲われたのは、タスマニア州のアーチー・ブレークさん(11)。家族で休暇を楽しむためキャンプ場で宿泊していて、近くの海でシュノーケリングをしていたところ、サメに噛まれた。
別のキャンプ客がABCに述べたところによると、海面に大きな水しぶきが上がり、ブレークさんの母親が海に飛び込んで助けを呼んだという。海からブレークさんを引きずり上ると、ひざからくるぶしまでの裂傷を負っていたが、意識はあった。海水浴用のシャツを脚に巻きつけて応急措置を行い、救急車を待った。
ブレークさんは約40分後に到着した救急車で近隣のエクスマス病院まで運ばれた。その後、南へ約1,300キロ離れたパース子ども病院に「ロイヤル・フライング・ドクター・サービス」(RFDS)の航空機で搬送され、手当てを受けている。命に別状はないという。
■ソース
Shark injures 11-year-old snorkeller in attack off Exmouth in Western Australia(ABC News)