銃弾3発 建物の壁に銃痕
西オーストラリア州の私立学校で24日に起きた発砲事件で、逮捕・起訴された15歳の少年に対する初公判が26日、10〜17歳の未成年の犯罪を扱う「パース子ども裁判所」で開かれた。公共放送ABC(電子版)が報じている。
被告の少年は24日午前11時50分ごろ、無免許で車を運転して同州トゥー・ロックスにあるアトランティス・ビーチ・バプティスト・カレッジの駐車場に侵入し、学校の建物に向けて3発の銃弾を打ち込んだ疑い。駆けつけた警官が少年を現行犯逮捕し、高出力ライフル2丁と銃弾、少年が運転していた車両を押収した。
少年はパース郊外の未成年者拘置所に勾留されている。犯罪歴はないとされる。身元は公表されていない。26日の公判には拘置所からビデオ通話で出廷し、氏名を認めた上で、読み上げられた起訴容疑を聞いたという。
事件はパースの北約60キロの静かな海沿いの町で起きた。発生当時、警察は学校を封鎖するなど付近は騒然とした。学校の管理棟の壁に銃痕が見つかったが、負傷者はなかった。
■ソース
Boy charged over school shooting at Atlantis Beach Baptist College faces Perth court(ABC News)