「学校を狙った犯行ではないもようだ」と警察
公共放送ABC(電子版)によると、シドニー南西郊外にある小学校「マッコーリー・フィールズ・パブリック・スクール」で30日午後12時45分ごろ、第1学年と第2学年の児童が授業を受けていた教室に銃弾が当たり、窓ガラスが割れる事件があった。
児童や教員にケガはなかった。銃弾は長距離から発射されたと見られ、スピードや威力は低く、ブラインドに当たって止まったという。
ニューサウスウェールズ州警察は「初期の捜査では、学校を狙ったものではないと見られる」と述べ、故意の犯行との見方を否定。何らかの理由で、付近で発射された銃弾が偶然、教室に当たったとの見解を示した。その上で、「何者かが地域社会にとって非常に危険な銃器を使用したことは無謀な行動だ」と指摘した。
警察は目撃情報の提供を呼びかけつつ、事件の背景を調べている。
■ソース
Bullet breaks classroom window at Macquarie Fields Public School in Sydney(ABC News)