幸い子どもは乗っていなかった
オーストラリア北東部クイーンズランド州中部で5日、スクールバスがラクダに衝突する事故があり、運転手が死亡した。バスは児童を迎えにいく途中で、乗員はいなかった。
メディア大手ニューズ社の電子版によると、事故が起きたのはブリスベンの北方約500キロに位置するリビングストーン郡のエミュ・パーク・ロード。午前5時10分ごろ、走行中のバスが飛び出してきたラクダ2頭にぶつかって横転。40代の運転手が致命傷を負い、現場で死亡が確認された。
付近の農場で飼育されていたラクダが、何らかの理由で柵を突破して逃げ出したものと見られている。ラクダ2頭も事故で死んだという。
警察はラクダがどうやって逃げ出したかを調べている。地元警察のルーク・ピーチリー警部補は記者団に「現時点では誰の責任も追求していない。捜査には時間がかかる」と述べた。警察は目撃情報や車載カメラの映像の提供を呼びかけている。
■ソース
School bus driver killed in Central Queensland crash with two camels(news.com.au)