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58歳運転手を危険運転致死罪などで起訴 オーストラリア東部バス事故

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スピード出し過ぎてロータリーに進入、制御不能に

 オーストラリア東部ハンターバレーで11日夜、結婚式帰りの乗客を乗せた大型バスが横転し、10人が死亡した事故で、地元ニューサウスウェールズ(NSW)州警察は12日、危険運転致死など11件の罪で男性運転手が起訴されたと発表した。被告は保釈が認められず勾留されている。13日にセスノック地裁で開かれる公判に出廷する。

 州警察によると、事故当時、バスには運転手1人と乗客35人の合計36人が乗っていた。これまでに10人の死亡が確認され、25人が病院に搬送された。

 13日付の公共放送ABC(電子版)によると、起訴されたのはNSW州メイトランドのブレット・アンドリュー・バットン被告(58)。11日午後11時30分ごろ、ハンターバレーのワイナリーで結婚式を終えた乗客を乗せ、グレタにあるワイン・カントリー・ロードからハンター・エクスプレスウェイに入るロータリーに進入したところで横転した。他車との接触はなく、単独事故だった。

 州警察がメディアに述べたところによると、被告はスピードを出しすぎてロータリーに入り、カーブを曲がりきれなかったもようだ。州警察のデービッド・ワデル副警視総監代理は「運転手は制御不能となり、車体は左のガードレールに向けて横転した。ロータリーを走行するにはスピードを出し過ぎていたことは明らかであり、車体が左に横転して死傷者を出す原因となった」と述べた。

 病院に搬送された25人のうち、現時点で14人が入院中で、このうち2人が重体だという。被告の運転手に負傷はなかったもようだ。

■ソース
Driver charged over fatal bus crash – Greta(NSW Police Force)
Bus driver going ‘too quick’ before fatal crash in NSW’s Hunter Valley, police allege(ABC News)





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