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シドニーでまた抗争事件か 市内南西部マリックビルで男性2人撃たれ重傷

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現場はアルバニージー首相事務所の斜め向かい

 犯罪組織の抗争が多発しているオーストラリア東部シドニーで、また銃撃事件が発生した。ニューサウスウェールズ州警察の発表によると、シドニー市内南西部マリックビルにある目抜き通りマリックビル・ロードの商店で7日午後1時50分ごろ、発砲があったとの通報があり、駆けつけた警官が銃弾を受けて負傷した男性2人を発見した。

 2人は病院に緊急搬送され、1人は瀕死の重傷で危険な状態にある。もう1人の溶態は安定しているという。

 同日午後5時時点で、容疑者は確保されていない。

 現場は小さな商店や飲食店が立ち並ぶ人通りの多い商店街で、斜め向かいにはアンソニー・アルバニージー首相の地元事務所がある。公共放送ABC(電子版)によると、アルバニージー首相はキャンベラにいて不在だった。

 事件直後、マリックビルと近隣のダルウィッチ・ヒルで相次いで燃やされた車2台が見つかった。警察は犯行との関連を視野に捜査している。一連の抗争事件では、ほとんどのケースでヒットマンが逃走車両に火を付けて証拠隠滅を図っている。このため、今回もマフィア同士の抗争事件である可能性がある。

 シドニー周辺では2020年8月以降の3年弱の間、マフィア同士の抗争と見られる襲撃で20人が射殺されている。6月27日には東郊ボンダイ・ジャンクションで保釈中の犯罪組織幹部(48歳)が撃ち殺される事件が起きたばかり。

■ソース
Two men injured – one critically – following public place shooting – Marrickville(New South Wales Police Force)
Two men shot at Marrickville in Sydney’s inner west(ABC News)





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