中心部のフリンダース・ストリート駅で保護、無事飼い主の元へ
オーストラリア南部メルボルンでこのほど、飼い主の元を離れた犬がひとりで電車に乗り込み、市内の中心部まで約1時間、無賃乗車する「事件」があった。現地メディアが報じている。
珍道中を楽しんだのは、休暇でシドニーから飼い主といっしょに訪れていたオスのラブラドール犬「ストーム」。週末の朝8時20分ごろ、滞在先の友人宅の庭から外に出て、メルボルン西郊のホッパーズ・クロッシング駅から電車に飛び乗った。その様子は、駅の監視カメラに写っていた。
ストームは33分間のひとり旅の後、8駅離れたメルボルン市内中心部のフリンダース・ストリート駅で、車掌さんに連れられて下車。駅の事務所で保護されている間、とてもおりこうさんだったようで、みんなに撫でられて可愛がられていたという。
マイクロチップの情報から身元が分かり、無事、飼い主の元に戻っていったストーム。シドニーに帰りたくて電車に乗ったのか、ひとりでメルボルンを観光してみたかったのか。真意は不明だが、飼い主の元に戻った後、元気に公園で走り回っていた。
■ソース
‘Didn’t see him tap on’: Melbourne Labrador goes on wild train adventure to CBD(news.com.au)