床面積20万平米、4階建て 最大2,500万個の商品取り扱う
ネット通販大手アマゾン・オーストラリアが、メルボルン北郊のクレイギーバーンに総床面積20万9,000平方メートル、4階建ての巨大な自動物流センターを建設する。企業ニュース・サイト「ビジネス・ニュース・オーストラリア」が報じている。
これによると、2017年にオーストラリアに進出したアマゾンが同国内に自動物流センターを建設するのは2カ所目。シドニーに2022年に完成した9,000平方メートルの既存施設を規模で大幅に上回り、国内の倉庫としても最大になるという。
スーパーアニュエーション(確定拠出年金)運用大手の「オーストラリアンスーパー」が所有する敷地内に、物流不動産大手「ロゴス」が開発し、2025年の竣工を目指す。
稼働開始時には、オーストラリア通販サイトで販売する商品を最大2,500万個取り扱うことができるという。同社の他の自動物流センターと同様、商品の仕分けなど主な作業はすべてロボットが行う。働く人員の数は分かっていないが、建設工事の過程では約2,000人の雇用が創出されるとしている。
■ソース
Amazon starts construction on giant robotics warehouse in Melbourne(Business News Australia)