サッカー女子W杯3位決定戦、スウェーデン代表に0-2で敗北
オーストラリア・ニュージーランド共催のFIFAサッカー女子ワールドカップ（W杯）は19日、オーストラリア北東部ブリスベンのサンコープ・スタジアムで3位決定戦を行い、オーストラリア代表「マチルダズ」は0−2でスウェーデン代表に破れ、銅メダルを逃した。
スウェーデンは序盤から優勢に試合を進め、前半26分、フリドリーナ・ロルフォがVAR判定で獲得したPKをゴール右端に運んで先制。後半17分にはソコバレ・アスラニがペナルティー・エリア手前から強烈なシュートを見舞って貴重な追加点を挙げ、スタジアムを埋めた4万9,461人の観客を打ちのめした。
FIFAの公式記録によると、ロルフォは東京五輪のグループステージ、準決勝に続き、対オーストラリアの国際大会で3試合連続のゴールを記録。また、アスラニは前回2019年大会の対イングランド戦のゴールに続いて2大会の3位決定戦で得点を挙げた史上初の選手となった。
マチルダズは地元開催のW杯でメダルを逃したものの、男女通してサッカーW杯で初の4位という遺産を残した。初栄冠の夢は、4年後の次回2027年大会（開催国は未定）に持ち越される。
1カ月間の長い戦いのフィナーレを飾るイングランド対スペインの決勝戦は明日20日午後8時、東部シドニー西郊スタジアム・オーストラリアでキックオフ。オーストラリア国内では、民放「セブン・ネットワーク」が無料の地上波で生中継する。
■ソース
「スウェーデンが銅メダル獲得。3位決定戦でオーストラリアに快勝」（FIFA公式日本語サイト）
