ウェールズに大敗 「責任取る」とジョーンズ監督
ラグビー・ワールドカップ(W杯)フランス大会は24日(現地時間)、1次リーグ・プールCのオーストラリアがウェールズに6−40で大敗した。オーストラリア代表「ワラビーズ」はプールCで1勝2敗となり、3位。公共放送ABC(電子版)によると、ウェールズに破れたことで決勝トーナメント進出の望みがほぼ絶たれた。
オーストラリアは過去10回のラグビーW杯で優勝2回(1991年、99年)を誇る。優勝回数3回のニュージーランドと南アフリカ、同1回のイングランドなどとともにラグビー強国の一角を占めるが、W杯史上初の予選敗退という不名誉に直面している。
ワラビーズのエディー・ジョーンズ監督は試合後「十分に戦うことができなかった。私が全責任を負う」とファンに謝罪した。日本人の祖母を持つジョーンズ氏は2001年〜07年オーストラリア代表監督、11年〜15年日本代表監督などを歴任。今年1月からオーストラリア代表監督に返り咲いていたが、代表戦の成績は1勝7敗と絶不調。27年に自国オーストラリアで開催される次回W杯に向けて態勢の建て直しは急務で、ジョーンズ氏の進退問題が浮上しそうだ。
■ソース
Wallabies’ Rugby World Cup all but over after 40-6 loss to Wales in Lyon pool match(ABC News)