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シドニー野外フェスで2人死亡 違法ドラッグの過剰接取か!?

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5万人以上動員 薬物関連で合計31人起訴

 オーストラリア東部シドニーで9月30日、野外音楽フェスティバルに参加した20代の男性2人が相次いで死亡した。警察は、違法薬物のオーバードーズ(過剰接取)の可能性を視野に捜査している。

 公共放送ABC(電子版)によると、死亡した男性2人が参加していたのは、シドニー西郊オリンピック・パークにあるジャイアンツ・スタジアムで開かれた音楽フェス「ノックアウト・アウトドア」。1日未明、現場で倒れた男性(26)が緊急搬送先のコンコード病院で死亡した。別の来場者の男性(21)も、シドニー市内チッペンデールの宿泊先から搬送された病院で死亡が確認された。

 地元ニューサウスウェールズ州警察は会見で、検死結果待ちだと断った上で「ドラッグは恐ろしい結果をもたらす。昨日の熱波の影響も加わってリスクが拡大した可能性がある。イベントは友達といっしょに音楽を楽しむものだが、命を落とした人たちにとっては悲劇となった」と述べ、薬物の過剰接取が死因との見方を否定しかなった。





 ABCによると、ノックアウト・アウトドアは5万3,000人の来場者を動員して行われた。警察は開催中、27人を違法薬物所持の罪、4人を違法薬物供与の罪でそれぞれ起訴した。救急隊はフェスティバル開催中に9人を現場から病院に緊急搬送した。

 州警察はこの日、シドニー東郊センテニアル・パークで2万7,500人を動員して開かれた別の野外フェス「リッスン・アウト」でも、70人以上の来場者を違法薬物所持の罪で起訴した。このイベントでも1人が病院に搬送されている。

■ソース

Two people dead after attending Knockout Outdoor music festival in Western Sydney(ABC News)





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