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親イスラエル派と親パレスチナ派のそれぞれがシドニーで抗議行動 衝突なく逮捕者はゼロ

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「人質を返せ」、「即時停戦を」と双方が訴え

 パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配する武装勢力ハマスが拘束している人質の解放を訴える親イスラエル派と、パレスチナの解放とガザ地区へのイスラエルの攻撃停止を呼びかける親パレスチナ派の2つのグループによる大規模な抗議行動が29日、オーストラリア東部シドニーで行われた。公共放送ABC(電子版)によると、目立った混乱はなく、平和裏に終了したもようだ。

 シドニー市内中心部マーティン・プレースで開かれた親イスラエル派の集会では、ハマスが7日のテロ攻撃で連れ去った人質約230人のシンボルとして、靴と乳母車が赤い風船とともに広場に並べられた。演説者や参加者は「彼ら(人質)を返せ!」と訴え、シドニー・オペラ・ハウスまでの街路を行進した。





 一方、マーティン・プレースから南へ約350メートル離れた公園、ハイド・パークでは同日午後、親パレスチナ派の集会が開かれ、主にパレスチナ人やアラブ系の市民ら1万人以上(ABC)が参加した。ハマスによるテロ攻撃以来、パレスチナ解放を訴えるグループの大規模な集会は4回目。ガザ地区への空爆や封鎖を続け、本格的な地上侵攻を準備するイスラエルを非難し、即時停戦を求めた。

 地元ニューサウスウェールズ州警察は、事前にいずれの集会も許可した。双方の参加者が衝突するなどの混乱はなく、ABCによると事件や逮捕者はなかったという。州警察のトニー・クック副警視総監は「警官隊を強力に配備したため、多くの人々が安全に集会に参加することができた」と述べた。

 この日は、南部メルボルンでも、親イスラエル派と親パレスチナ派の双方による大規模な集会が行われた。

 ABCによると、現時点でハマスが拘束している人質の数は229人。一連の衝突による犠牲者数は、イスラエル側で1,400人以上、ガザ側で8,000人以上に達しているという。

■ソース
Thousands turn out in Sydney and Melbourne in rallies over the Israel-Gaza war(ABC News)





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