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アヒルさんたちよ、カタツムリ食べて作物を守って! 西オーストラリア州のワイン用ブドウ園で成果

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殺虫剤のコスト削減、環境にも優しく

 作物を食い荒らすカタツムリをアヒルに駆除させるユニークな取り組みが、ワイン用のブドウを栽培している西オーストラリア州の農園で成果を挙げている。22日付の公共放送ABC(電子版)が伝えている。

 アヒルを農地に放ってカタツムリを食べさせているのは、同州南西部のワイン名産地「グレート・サザン」にあるワイナリー「キャッスル・ロック・エステート」内のブドウ農園。昨シーズンの収穫期に試験的に導入したところ、カタツムリが減る効果が確認できたため、今シーズンも続けている。

 アヒルにカタツムリを退治させる方法は新しいものではないが、依然として珍しい取り組みだという。

 同ワイナリーのサム・パーマーさんはABCに「アヒルが活動している畑のエリアを見ると、アヒルが入って行けないエリアを比較して明らかにカタツムリが減っているのです」と述べた。





 パーマ―さんによると、アヒルがカタツムリを食べてくれるおかげで、殺虫剤の散布は今年これまでに1回だけで済んだ。導入前は2回から3回は散布していたため、経費の大幅な削減につながったそうだ。

 また、カタツムリ退治をアヒルに任せることで自然な食物連鎖を促し、土壌や環境にとってもプラスだと、パーマーさんは考えている。

 だが、アヒルを襲う外敵もいる。一時は最多で14匹いたが、現在は6匹。野生のキツネやワシに狙われているため、アヒルが隠れることができる移動式の小屋の導入を検討しているという。

■ソース

West Australian winery deploys ducks to help manage vineyard pests(ABC News)





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