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ジャパレス経営者は注意! シーフード原産地表示、オーストラリアの飲食店で義務化へ

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2024年に詳細発表 移行期間設ける

 オーストラリアのレストランやカフェなどで来年から、簡易的な魚介類の原産地表示が義務付けられることが決まった。鮮魚店やスーパーなど小売店については、すでに2018年から義務化していたが、飲食店にも導入する。連邦・各州の担当大臣が25日までに合意した。

 新しい制度の下では、店が提供するシーフードがオーストラリア産の場合は「A」(Australian)、輸入品の場合は「I」(Import)、国産と輸入品が混入している場合は「M」(mixed origin)と頭文字を取ったイニシャルで表示しなければならない。

 ルールは、客が着席して食べるレストランだけではなく、テイクアウト店にも適用される。日本食レストランや、持ち帰り専用の「スシ・ロール」(巻き寿司)店の経営者などは、注意が必要だ。

 原産地表示を所管する連邦産業・科学・資源省は、影響を受ける接客産業の経営者や従事者に対して、2024年にルールの詳細を発表する。移行期間も設けて柔軟に対応するとしている。

■ソース

Country of origin labelling for seafood is coming to hospitality(Department of Industry, Science and Resources)





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