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オーストラリアって社会主義だったっけ!? クリスマス伝統のハム値上げ絶対ダメ! 農相がスーパーに警告

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生活費高騰で国民が苦しむ中、大手各社の業績は絶好調

 オーストラリアのマレー・ワット連邦農林水産相は4日、ハムを値上げしないよう大手スーパーに警告した。ワット農相は声明で「伝統的な(ロースト)ハムはクリスマスのランチの定番。物価上昇で多くの家族が厳しい生活を送っている。スーパーマーケットは、クリスマスのハムを値上げしないと言うべきだ。休暇シーズンに向けて家計を助けてくれるだろう」と述べ、価格据え置きを要請した。

 ハムは、オーストラリアの伝統的なクリスマス料理用食材の一つ。七面鳥やエビなどと同様に作り置きしておき、家族団欒でクリスマスを祝福する。日本人がおせち料理で正月を過ごす感覚に近い。

 資本主義国家のオーストラリアで国が民間の自由競争に口を挟むのは異例だが、同国では高いインフレや利上げで生活費の高騰が社会問題となっている。クリスマスの便乗値上げを阻止する姿勢を強調することで、政権への支持を集めようという政治的な狙いもありそうだ。





 念頭には、スーパー業界を寡占するウールワースとコールズの2社がある。物価上昇で国民が苦しんでいる一方で、両社は記録的な売上と利益の伸びを計上していることから、ワット農相は「莫大な利益を挙げているこれらの会社が値上げするというのでは、一般的な国民の納得が行くはずがない」と語った。

 ワット農相は10月にもラム(子羊肉)の値下げを呼びかけた。その結果、ウールワースとコールズはラムの価格を36%引き下げたという。クリスマスのハムについても同様に協力を要請している。

■ソース

Hands off our ham, Media Release(Senator the Hon Murray Watt, Minister for Agriculture, Fisheries and Forestry)





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