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史上最高値更新まであとわずか! オーストラリア主要株価指数、年間で7.8%上昇

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2024年の利下げ織り込み、年末に株価急上昇

 シドニーのオーストラリア証券取引所(ASX)では2023年最後の取引日となった29日、代表的な株価指数「S&P/ASX200」が反落し、年初来高値を記録した前日比で23.50ポイント(0.31%)安い7,590.80で終えた。年間(22年12月30日の終値比)では7.84%上昇した。

 S&P/ASX200は年後半までほぼ横ばいで推移した。10月30日に年初来安値(6,772.90)をつけたが、年末にかけて24年の早期利下げを織り込む形で急上昇した。年間では2年ぶりに上昇に転じた。

 ただ、割安感や円安などから3割近い上昇率を記録した日経平均や、大型ハイテク株の高騰の影響で2割以上値を上げた米国の主要株価指数「S&P500」と比較すると、オーストラリア株の勢いは弱かった。

 それでも29日の終値は、21年8月13日に記録した終値ベースの史上最高値(7,628.90)よりわずか0.5%低い水準。年内の最高値更新はならなかったものの、景気のソフトランディング(軟着陸)をにらみ、年明けは最高値をうかがう展開となる可能性がある。

 S&P/ASX200はASX上場企業上位200社の株価の加重平均指数。より幅広い上位500社を対象とする「オールオーディナリーズ」は30日、前日比22.60ポイント(0.29%)安の7,829.50で終え、年間では8.42%上昇した。

■ソース

Australian Stock Exchange

S&P/ASX 200 (AXJO)(Investing.com)





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