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ブラックフライデー商戦、オーストラリアで今年も絶好調 クリスマス需要先食いも

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11月小売売上高は前期比2%増

 オーストラリア統計局(ABS)が9日発表した月次の小売統計によると、2023年11月の小売売上高(季節調整値)は365億1,180万豪ドル(約3兆5,000億円)と前月比で2.0%、前年同月比で2.2%それぞれ増加した。年末商戦の口火を切ったブラックフライデー(11月24日)からサイバーマンデー(27日)にかけての週末の需要拡大が寄与した。

 小売売上高は9月に前月比で1.0%増加した後、10月には0.4%減少していた。

 ABS商業統計部門の責任者を務めるロバート・ユーイング氏は「ブラックフライデー商戦は今年も大ヒットとなった。小売業者はこれまでのシーズンより早く長く宣伝を行った。(小売売上高の)力強い伸びは、消費者が11月のセールを利用するために、10月に非必需品消費を抑えたことを示している」と分析した。

 販路別では、「家庭用品」が前月比7.5%増、「百貨店」が4.2%増、「服飾・靴・アクセサリー」が2.7%増となった。

 ユーイング氏は「小売業者は、生活コスト高騰のあおりを受けている消費者がディスカウントを求めていることが、ブラックフライデー商戦の成功につながったと指摘している」と述べた。

 同氏は、消費者が通常クリスマスに使う資金をブラックフライデーに先食いした可能性があるとの見方を示しており、冷え込みつつある個人消費が持ち直したのかどうかは見通せない。今後の景気を占う上で、2月に発表される12月の小売売上高の動向が注目される。

■ソース

Black Friday sales lift retail turnover in November(Australian Bureau of Statistics)





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