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オーストラリア政策金利、4.35%で据え置き 豪準備銀、2024年最初の理事会で

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2会合連続 予想通り

 オーストラリアの中央銀行、豪準備銀(RBA)は6日、政策金利を4.35%で据え置くと発表した。5〜6日に開いた今年初の理事会で決定した。2会合連続の据え置きは事前予想通り。

 RBAは22年5月以降23年11月までに同金利を合計4.25ポイント引き上げてきたが、今回の金融引き締めサイクルでの利上げ終了はほぼ確実。今後は、景気のスローダウンとソフトランディング(軟着陸)を見極めながら、利下げのタイミングと幅を慎重に判断する。

 RBA理事会は声明で、インフレは引き続き鈍化しているものの、消費者物価指数(CPI)の上昇率は4.1%(23年10-12月期)と依然として高水準にあると指摘。インフレ目標(2〜3%)の上限まで低下するには25年までかかるとの従来予測をリピートした。

 また、国内経済の先行きについては「金融政策の効果が現れるまでの時間差には不透明感が漂っている。需要が供給を上回り、労働需給がひっ迫していながら、景気が減速している状況に対して、企業の値付けや賃金がどう反応するかも不確実だ」と述べた。国内総生産(GDP)の過半を占める個人消費の先行きも、依然として不透明だとしている。

 今後の金融政策については「妥当な時間軸でインフレを確実に目標に戻すことを確実にするための金利の動向は、今後のデータのリスク評価に依存する」とした上で「利上げの可能性も排除できない」との認識を示した。

 RBAは昨年まで年11回開いていた理事会を今年から年8回(下記)に減らす一方、開催日数を従来の1日から2日に増やした。会合後にはこれまで実施していなかった総裁の記者会見も行うなど、日銀や米連邦準備制度理事会(FRB)と同じ「世界標準」に改めている。「量より質」を重視するとともに、市場やメディアとの対話も重視する形となっている。金融政策決定の声明についても、前回まではミシェル・ブロック総裁の個人名で発出していたが、今回からRBA理事会の名義に変わっている。

【2024年のRBA理事会日程】

2月5〜6日

3月18〜19日

5月6〜7日

6月17〜18日

8月5〜6日

9月23〜24日

11月4〜5日

12月9〜10日

■ソース

Statement by the Reserve Bank Board: Monetary Policy Decision(Reserve Bank of Australia)





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