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鶏肉のギロス/伊藤シェフのポケット·レシピ

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第3回 鶏肉のギロス
 ギロスは棒に串刺しにした薄切り肉をじっくりと火で炙るギリシャの肉料理。家庭での調理法を参考に、初夏のバーベキュー・パーティーにいかが。

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材料(4人分)

鶏もも肉……………………. 200~250g
A 塩、こしょう……………………..適宜
ニンニクのすり下ろし………… 1片分
玉ネギのすり下ろし………. 1/4個分
チリペッパー……………………. 少々
オレガノ……………………小さじ1杯
オリーブ油…………………大さじ1杯
ピタパン……………………………….4枚
赤玉ネギのスライス…………… 1/2個分
トマトのスライス………………….. 1個分
ジャジキ………………………………適量
(ギリシャ・ヨーグルトにすり下ろしたニンニク、キュウリのみじん切り、塩・こしょうをしたもの)

作り方

①前日または少なくとも半日前に鶏肉にAの全ての材料をマリネしておく。
②よく熱したフライパンでマリネした鶏肉を強火で3~4分炒め、その後中火で4~5分両面しっかりと焼き、最後に魚用の焼き網を使って直火で焼き目を少し付ける。
③薄くスライスし、ピタパンにトマト・スライス、赤玉ネギスライス、ジャジキ(写真左下の小皿)や好みでサラダ菜を挟んで完成。

食材選び&調理マル秘ポイント

―①主に羊肉を使いますが、今回は子どもも食べやすい鶏肉をチョイス。

―オーストラリア最大のギリシャ街オークリーではフライドポテトとセットでよく売られています。

―②はバーベキュー・グリルがあればより美味しく仕上がりますが、魚の焼き網を使ってもうまく焼けます。事前にフライパンでしっかりと焼いておけば、焼き網に肉がくっ付くこともありません。

―写真の小皿のような副菜を添えて頂くのがギリシャ流のバーベキュー・パーティー。右から2番目のドロマデスは酢漬けのご飯をぶどうの葉で包んだ料理。右端は飯蛸の酢漬け。

―左上の小皿、メリジャノサラタは、焼き網で直火で黒くなるまで焼いた焼きナス(6個)の中身を水気を切って潰して使ったギリシャの焼きナスディップ。レモン汁(大さじ1~2杯)、すり下ろしたニンニク(1片)、みじん切りにしたイタリアン・パセリ(1束)、オリーブ油(1/4カップ)、塩・こしょう少々を一緒によく和えるだけと簡単。ピタパンにディップして頂きます。

シェフ紹介

伊藤尚文シェフ

伊藤尚文

NZの5つ星ホテルでワイン給仕担当後、2000年よりイタリアの名料理店やグランド・ホテルで研鑽。03年アメリカズ・カップでプラダ・チーム専属シェフ。07年に東京・赤坂で伊レストラン「グストエヴィーノ」開業。15年に来豪後、ケータリング・シェフとして各種パーティー対応。
Web: www.gvcatering.com

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