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日本に一人残った母とオーストラリアで同居したい。適したビザとは?

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ビザ

Q

私は、オーストラリア人と結婚し4年前に永住権を取得して、現在オーストラリアで生活しています。ただ、父は他界し、母だけが日本に残っているため心配です。孫のそばにもいたいようで、オーストラリアで同居したいのですが、どのようなビザでそれが可能でしょうか。少しでも早く来て欲しいです。(32歳女性=パートタイマー)

A

日本にいる両親を呼び寄せるビザを申請するには、いろいろな条件・申請のタイプがあります。

スポンサーの条件

  • 2年以上、合法的にオーストラリアに滞在

    これは永住という意味ではなく、学生ビザ期間でも2年に含まれます。もしオーストラリア滞在が1年だけの人は、永住者であってもスポンサーにはなれません。

  • 親をサポートする十分な収入がある、またはお金のスポンサーになってくれる人がいる

    お金のスポンサーになってくれる人は、肉親である必要はありませんが、定期的な収入が必要です。収入額は、何人のビザを申請するか、またお金のスポンサーになる人の家族構成などによって、センターリンクで審査され決められます。

ファミリー・バランス・テスト

子どもの数に関して、半分以上がオーストラリアに永住・同国民として居住している、または半分以下でも、同国に居住している子どもの数が一番多い場合、ビザを申請できます。

両親ビザのタイプ

上記が問題なければ、どういったタイプの両親ビザを申請するのかを決めます。

  1. 費用はあまり掛からないが、待ち時間が長いビザ

    申請費用は比較的安いですが、審査の待ち時間が約10年~15年掛かります。まだ若く、日本での仕事もしばらく辞められないなどの事情のある人には、向いているのかもしれません。

  2. 費用は高いが、審査が早いビザ

    これは、ビザ認可時に支払う2回目の申請費用が4万3,600ドルで、十分な予算が必要です。

    審査の待ち時間が2年ほどなので、①と比べかなり早くビザが出ます。ただ、最近は審査が少し遅れ気味で、3年ほど掛かっています。

    いきなり上記のような高額な申請費を支払えないという人は、2段階で半分ずつ支払う形もあります。

オーストラリア国内申請か海外申請か

両親ビザには先述した、安いタイプか高いタイプかの選択肢の他、国内申請か国外申請かの区別もあります。ただ、全ての人に両方の選択肢があるわけではありません。年齢により変わるので、申請前に確認が必要です。

リタイアメント・ビザ所持者

現在、リタイアメント・ビザ所持者、もしくは以前持っていた人が、両親ビザ(永住権)を申請できる制度が始まりました。

通常の両親ビザとは条件が異なります。例として、ファミリー・バランス・テストは適用されません。リタイアメント・ビザ自体は、受付が終了しているので、新たに申請はできません。

上記は一般的な案内であり、各個人へのアドバイスとして使われるものではありません。自身の状況については専門家に相談することをお勧めします。

*オーストラリアで生活していて、不思議に思ったこと、日本と勝手が違って分からないこと、困っていることなどがありましたら、当コーナーで専門家に相談してみましょう。質問は、相談者の性別・年齢・職業を明記した上で、Eメール(npeditor@nichigo.com.au)、ファクス(02-9211-1722)、または郵送で「日豪プレス編集部・何でも相談係」までお送りください。お寄せいただいたご相談は、紙面に掲載させていただく場合があります。個別にご返答はいたしませんので、ご了承ください。


西尾 彩子(にしお あやこ)
Australian Visanet

UTS並びにシドニー大学卒業。教育、流通、航空業界での経験を経て、永住権取得後、移民エージェントとなる。豊富な社会経験を生かした確実・丁寧なコンサルタントに定評がある

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