マーヴォ・アロマ・スクールのミニ・アロマ・レッスン
第72回
肝臓の疲れや二日酔いに効くアロマ
こんにちは。季節的に忘年会や新年会、パーティーなどが多くなり、ついつい食べ過ぎたり飲み過ぎてしまうことが多くなってくるのではないでしょうか。また、飲食が普通であったとしても、年末年始の忙しさから疲労で消化器系に悪影響を与えてしまうこともあります。
そこで、アロマセラピーの消化器系のトリートメントを取り入れてみましょう。香りも良く、気分のリフレッシュ効果もありますので、総合的に心身の健康を維持することができます。
☆肝臓に負担をかけているなら
長期的なストレス、お酒、タバコ、油分が多い食事などで生活習慣が悪化していると感じる方は、肝細胞再生効果のある以下のようなアロマを使ってトリートメントしましょう。このオイルを肝臓部位全体に1日3回を目安に塗布してください。また、精油のみの吸入も有効です。
◎レシピ
レモン………………………………… 3滴
ジンジャー…………………………… 2滴
セサミ・オイル…………………………10ml
☆二日酔いになってしまったら
不快感と頭痛を伴う二日酔い。つらいという自覚があるということは、肝臓もかなり負担を抱えていることになります。そこでアルコール代謝を促すアロマを取り入れて体のリフレッシュを図りましょう。不快感が解消するまでこめかみやみぞおちに塗布してください。また、シー・ソルトに5滴程度混ぜて入浴することもお勧めです。
◎レシピ
ローズマリー(ベルベノン)………… 4滴
ジュニパー…………………………… 3滴
スイート・マージョラム……………… 3滴
ホホバ・オイル…………………………10ml
最後になりますが、消化器系に有効なアロマとして上記レシピで紹介していないのが、ペパーミントです。特に胃の働きを活性しますので、食前または食後に吸入したり、キャリア・オイルに希釈してお腹のマッサージ・オイルとしてお使いください。
それでは皆様、すてきなクリスマスとニュー・イヤーを。
相澤正弘
IFA、IAAMA、ATMS、DIP AROMA、WOAA DIRECTOR、AYURVEDA AROMATEHRAPY CERT Ⅳ、REMEDIAL MASSAGE CERT Ⅳ保持。マーヴォ・アロマ・スクールを運営する傍ら、アロマセラピーを広めるべく日々活動中。