ジミー・ブランコ
Jimmy Blanco
編集部セレクト 絶品レストラン・コレクション
日豪プレスのスタッフがプライベートで訪れ、舌鼓を打ったレストランを実際に食したメニューとともにご紹介。
週末の夜のスタートに、気軽に味わう南米のフュージョン料理

セントラル駅からクラウン・ストリートに向けて伸びる、フォーボー・ストリートの長い坂道にちょうど差し掛かる辺りでひっそりと佇むように店を構える「ジミー・ブランコ(Jimmy Blanco)」。グルメ・サイトではメキシコ料理に分類されることが多いという同店だが、「Jimmyは中南米に多い『Juan(フアン)』という名の英語名、そしてBlancoは『白人』。つまり、この店の名前はアメリカ大陸全体を指し、料理も中米に限定はされないんだ」とマネージャーのアレクシスさんは語る。

3年前からサリー・ヒルズで営業を開始したそうだが、昨年から営業スタイルを変更。それまでは、カフェ・ランチとディナーのみのサービスだったが、土曜日を「タパス・ナイト」とし、タパス(小皿料理)を気軽に楽しめる日を設けた。そんな店自慢のタパスを味わおうと、週末の夕方に足を運んでみた。
店内はバー・カウンターが長く伸びるシンプルで奥行きのある作りになっているが、カウンターの向かい側にはテラス席が広がり、店全体としてはカジュアルに楽しめるスペイン・バルのような雰囲気だ。
まず最初に選んだ「Seafood Ceviche」は、細かくカットされたサーモンをサルサ・ソースでマリネしたもの。きりっとした酸味が口の中に広がると、すぐにタバスコの辛味が追いかけてくる癖になるその味は、アペタイザーとしてまさにうってつけ。
メキシコ料理では定番のハラペーニョのフリット「Jalapeno Poppers」も、もちろん同店のメニューには並んでいる。サクッとした歯ごたえの後にハラペーニョの辛味を感じるが、中に詰められたサワー・クリーム、ゴーダ・チーズ、チェダー・チーズがその辛味をうまくマイルドなものにしてくれる。辛いものが苦手な人でも、この一品なら楽しめるだろう。

また、タパス・ナイトだからといっておつまみ程度の軽いメニューしか置いていないというわけではない。肉料理であれば、「Beef Short Rib」や「Pork Belly」といったメニューは、少量でありながらも食べ応えがあり、お腹をしっかりと満たしてくれる。

なお、同店では夕方5時半から7時までがハッピー・アワーとなっている。料理とお酒を合わせても値段は手頃なため、土曜の夜の1軒目に、またディナーの待ち合わせ前に軽く1杯といった感じで立ち寄ってみてはいかがだろうか。(リポート:編集部・山内亮治)
Jimmy Blanco
住所:54 Foveaux St., Surry Hills NSW/Tel: (02)9211−1748
Web: www.jimmyblanco.com.au
営業時間:月~土7:30AM~3PM、5:30PM~9:30PM、日休