日本など海外からもエルビスに扮したファンが参加
毎年、1月になると、シドニー・セントラル駅からエルビス・プレスリー列車が仕立てられる。行き先は内陸部、パークスの町。
今年は、旱魃のために農村部は大きな打撃を受けており、地元では気分を盛り上げるフェスティバルに大勢の旅行客が集まるイベントを歓迎している。
1月12日13日の週末を挟んで5日間にわたってエルビス・プレスリー・フェスティバルが開かれるNSW州中西部の町、パークスは海外からもエルビス・プレスリーのそっくりさんやプレスリー・ファンで何万人もの人出になる。
ABC放送(電子版)が伝えた。
今年、旱魃に加えて熱波が押し寄せており、パークスは摂氏30度後半の蒸し暑い天気だが、それをものともせず、熱烈なプレスリー・ファンが「キング」の人生と音楽を回顧している。
今年で27回目を数えるフェスティバルのオープニングでは、国民党党首で連邦副首相のマイケル・マコーマック氏が壇上に立ち、「今朝、一人の男性に出会って、『私は連邦副首相だ』と名乗ったら、その男性が『まさか、冗談だろう』と言った」と参加者を笑わせた。
プレスリーが生きていれば今月で84歳になるはずだが、そっくりさんは老若様々な年齢がいる。今年、日本からも、マエダ・ユキコさんとクニキダ・カッパさんが参加していると伝えている。
パークスの町は人口11,000人だが、主催者は、フェスティバルは町外、州外、国外から3万人以上の参加を見込んでおり、地元経済に落ちる金は推定1,500万ドルにもなる。ケン・キース・パークス・シャイア郡長は、このフェスティバルが地元の人々の心の支えになることを望んでいると挨拶した。
■ソース
Elvis fans and performers get all shook up with festival fever in Parkes