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連邦政府、議会解散発表前日に鉱山開発認可

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WA州の世界最大級ゴールドフィールズ・ウラン鉱脈

 スコット・モリソン連邦政権が、連邦議会解散と5月18日の選挙を明らかにする前日、論議を呼んでいる世界最大級のウラン鉱山開発を認可したと伝えられている。

 4月26日付ABC放送(電子版)が伝えた。

 しかも、モリソン保守連合政権は、この重要な事案を一般国民に発表せず、アンザック・デーの前日にようやく環境エネルギー省が「認可資料」をアップロードして初めて明るみに出た。環境相広報担当官は、この認可過程では32件の厳しい環境条件がつけられていると発表している。

 鉱山操業全期間中に排出される放射性廃石は約3,600万トンに及び、先住民族土地権利グループはこの鉱山が環境に及ぼす影響を憂慮している。

 イーリリー・ウラン鉱山は、WA州カルグーリーの500kmほど北に位置しており、認可は連邦としゅうの双方の認可を必要としており、州の認可は以前としてジワルルの伝統的所有者グループがWA州の最高裁に提訴しており、2016年にはWA州環境保護庁が、「鉱山の開発で在来種動物の絶滅の危険が大きすぎる」として、認可には反対している。

 2017年、コリン・バーネット前WA州首相がWA州議会選挙で敗れる数週間前に州の認可を与えている。

 この鉱山開発では原生の植生2,422ヘクタールを開墾すること。また、Camecoの環境報告書によると、地下水水位を50cm下げることも認められており、この地下水位は200年間完全には回復しないおっと


 プライス環境相の広報担当官は、「WA州最高裁の問題は連邦認可にまったく関わらない」と語っている。
■ソース
Government approved controversial uranium mine one day before calling the election
https://www.abc.net.au/news/2019-04-26/government-approved-uranium-mine-day-before-election/11047252

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