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【9月】最新BOOKトレンド・チェック「芸術についての本!」

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読書好き集まれ!
最新BOOKSトレンド・チェック

協力:オーストラリア紀伊國屋書店(Level 2, The Galeries, 500 George St., Sydney)

本好きにとって、トレンドに取り残されてしまうのはつらいところ。本連載では、シドニーCBDに店を構え、KINOと親しまれるオーストラリア紀伊国屋書店協力の下、トレンド・キーワードと共に読み逃せない話題の3冊と、日本のトレンドをキャッチするための最新ランキングをご紹介していきます。

シドニーにも気持ちの良い季節、春がやって来ました。9月と言えば芸術の季節、そして読書の季節。その2つを同時に楽しめたらすてきだと思いませんか? 今回は読書をしながら芸術を学び、楽しむことができる本をご紹介します。芸術とひと口に言っても、文学や音楽、美術や演劇など幅広い表現があります。美術館や博物館、コンサートなどに出掛けて芸術に触れる、あるいは心に感じたことを芸術で表現してみる。今まで芸術に興味がなかったあなたも、そんな春の過ごし方をしてみてはいかがでしょうか?

今、売れている本は? ベストセラー・ランキング(2019年8月3~9日)

■文庫ベストセラー

1小説 天気の子新海誠KADOKAWA
2この素晴らしい世界に祝福を!16暁なつめKADOKAWA
3絶唱湊かなえ新潮社
4カリ・モ-ラトマス・ハリス/高見浩新潮社
5文豪ストレイドッグス朝霧カフカ/春河35KADOKAWA

■新書ベストセラー

1上級国民/下級国民橘玲小学館
2日本への警告ロジャ-ズ・ジム/小里博栄講談社
3一切なりゆき樹木希林文藝春秋
4日本社会のしくみ小熊英二講談社
5独ソ戦大木毅岩波書店

今週のトレンド・キーワード「芸術についての本!」

『美しく陰影を帯びた緻密(ちみつ)な世界観』

総特集 ヒグチユウコ ―指先から広がる魔法―
ヒグチユウコ
河出書房新社(価格:A$36.61<会員価格:A$32.95>)

「せかいいちのねこ」「ギュスターヴくん」「BABEL」など、緻密で繊細な世界観を描く唯一無二の画家・絵本作家、ヒグチユウコの初の総特集。描き下ろしカラー作品6 ページ、2万字ロング・インタビュー、最新カラー作品ギャラリー2 6ページ、石田ゆり子/伊藤潤二/吉田戦車との豪華3大対談、更に全国を巡回中の大規模個展「ヒグチユウコ展 CIRCUS」特集などを盛り込んだ大充実の永久保存版。

大人のためのスクラッチ・アート

『SNOOPY TRAVEL the WORLD』
チャールズ・M・シュルツ
学研プラス(価格:A$39.05<会員価格:A$35.14>)

大人気のスクラッチ・アートにスヌーピーが初登場。ペンでなぞってシートを削るだけでキラキラしたゴールドやレインボー・カラーの美しいアート作品を誰でも簡単に描くことができる。カラフルで可愛らしいスヌーピーや仲間たちの神秘的なイラストを自分で書くことができる幸せに、大人だって癒されること請け合いのヒーリング・アート・ブック。

明治・大正・昭和の名建築50

『プレモダン建築巡礼』
日経アーキテクチュア/宮沢洋他
日経BP(価格:A$55.07<会員価格:A$49.56>)

戦前に建てられた「プレモダン(モダニズム以前)」の名建築5 0 件をイラスト担当の宮沢洋(日経アーキテクチュア編集長)と、うんちく担当の磯達雄氏(建築ジャーナリスト)が竣工年順に巡る。井上章一(国際日本文化研究センター教授)×磯達雄の特別対談も収録。戦後建築を理解するために知っておくべき明治~終戦の建築家10人とは。

ランキングからPick up!

小説 天気の子
新海誠/KADOKAWA

高校1年の夏、離島を家出して東京にやって来た帆高(ほだか)。「ねぇ、今から晴れるよ」。帆高は連日降りしきる雨の中、雑踏ひしめく都会の片隅で、祈るだけで空を晴れにできる不思議な能力を持つ少女、陽菜(ひな)に出会う。天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄(ほんろう)される少年と少女が自らの生き方を「選択」する――。映画『天気の子』の監督・新海誠執筆の原作小説。

KINOKUNIYA便り

シドニーはいろいろと良い所が多い街だと思いますが、やはり適度に都会で、自然が溢れていることにすばらしさを感じます。ウォーキングやジョギング、サイクリングのためのコースの整備がされていて、何をするにしても選択肢が多いのが楽しいですね。たまにファーマーズ・マーケットに行くとその度に食材が移り変わっていたりして、季節を感じながら過ごす日々は豊かですね。

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