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72時間の夜間外出禁止令 オーストラリアのアリス・スプリングス市内で治安悪化

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非番の警官4人ら襲われる

 オーストラリアの北部準州警察は8日、警官襲撃が相次ぐなど治安が悪化しているアリス・スプリングスの中心街で、72時間の夜間外出禁止令を発令した。発令区域内では8日〜10日の午後10時〜午前6時、仕事や介護などの例外を除き、年齢に関係なく立ち入りを禁止する。公共放送ABC(電子版)が伝えている。

 アリス・スプリングス市内では約20人の暴徒が7日未明、勤務時間外の警官4人を襲撃する事件があった。女性警官1人が地面に押さえつけられてハンドバッグを盗まれた。もう1人の女性警官は顔を殴られたり身体を蹴られたりして携帯電話を奪われた。2人は病院に搬送され手当てを受けた。男性警官1人も殴る蹴るの暴行を受けた。

 市内では7日昼ごろにも、42歳の女性が甥に刃物で刺される事件があった。

 市内の酒販店前の路上では5日午後、飲酒運転を疑われた26歳の男が警官を地面に押し倒し、クルマで挽く事件もあった。容疑者の男は逃走したが逮捕された。警官は足の指の骨を折り、病院で手当を受けた。

 北部準州の先住民社会では2007年、子どもへの虐待やアルコール・薬物中毒の蔓延など荒廃の実態が明るみに出たため、連邦政府が治安部隊を投入して鎮圧。治安悪化の原因の1つとされたアルコール販売を禁止した。

 しかし、禁酒令の期限が切れた22年以降、子どもや若者が酒に酔って暴力を振るったり、商店を破壊したりするなど治安が急速に悪化した。連邦政府と準州政府は23年以降、禁酒令を一部再開するなど規制を強化。準州議会では今年5月、緊急時に72時間の夜間外出禁止を発令できる法律が成立していた。

■ソース

NT police commissioner declares curfew in Alice Springs after multiple violent incidents(ABC News)

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