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気象庁、クリスマス時の天気予報発表

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オーストラリア南東部はおおむねやや曇り

 後1週間でクリスマス。12月18日、気象庁(BoM)は、12月25日の全国の天気予報を発表した。

 12月18日付ABC放送(電子版)が伝えた。

 オーストラリアの南東部は一部曇り空で、にわか雨になるかどうかはもう少し日が近づいてからはっきりするとの発表。

 一方、熱帯地域では夏型の活動が既に活発化しており、モンスーン低気圧が南下しているが、クリスマス・デーにNTのダーウィンにまで達する気配はない。

 また、WA州ではクリスマスのパース市は快晴と予報されている。

 BoMのジャクソン・ブラウン全国予報官は、「大陸南部を前線が通過し、全体に冷え込み、来週にはオーストラリア南部は高気圧に包まれると予想される。この高気圧がいつまで大陸南部を覆っているかでクリスマス・デーの昼食時の天候が決まる。高気圧の前線が勢力を保っていればクリスマス・デーは晴れることになるが、逆にこの勢力が弱まればオーストラリア南東部諸州のクリスマス・デーは時々にわか雨が降る日になるだろう」と述べている。

 大陸北部ではモンスーン気候が徐々に南に張り出すと見られており、ブラウン予報官は、「オーストラリア北部に熱帯の湿った空気が戻ってくれば、南回帰線の北側では雨と嵐が予想される。一方、大陸中央部はやや乾燥した天候になる。ただし、クリスマス・デーの予定をきっちり決めてしまう前に、これからの1週間の間に気象条件も大きく変化することもあり得る」と述べている。

 NSW州はシドニー地域では25日には最高気温摂氏28度程度になり、にわか雨がぱらつくこともあり得る。また、旅行計画には、NSW、QLD両州の内陸部では大雨は予想されていないが、まだ先日の洪水の影響が残っていることも忘れないように。

 VIC州はメルボルン地域では25日には気温が接し29度程度になり、大陸南部の高気圧の勢力が弱まるようなら雨の確率も高まる。州西部は晴れ模様と予想されている。

 ACTでは、25日には気温は摂氏28度、一部曇り空が予想され、にわか雨の確率もやや高めとなっている。

 TAS州はホバートでは気温も摂氏23度程度と涼しく、一部曇り空ににわか雨が予想されているが、島の北側、ロンセストン地域では気温も摂氏28度程度になる。

 SA州ではアデレード地域は気温が摂氏30度程度になり、空はほぼ快晴と予想されている。しかし、州北部は摂氏41度も予想されている。

 QLD州の25日は南東部が一部曇り空で、ブリスベン地域は摂氏29度程度になると予想されており、ケアンズ地域は摂氏34度程度、一部曇り空だが、にわか雨と軽い風が予想されている。

 NTでは、ダーウィン地域は今後典型的な夏型の天候が続き、気温は摂氏26度から34度程度だが、地域特有の嵐になることも予想される。

 WA州はパース市のクリスマス・デーは快晴、気温は16度から34度程度でやや気温は低めだが、その後、摂氏42度に達する気象条件も予想される。
■ソース
BOM Christmas weather forecast: Here’s the first look at what to expect for Christmas lunch

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