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冷え込んだ真冬の天気から一転して春の陽気に

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週末から女王誕生日にかけて異常な暖かさに

 シドニーではこの一週間、嵐と真冬の冷え込みが続いたが、金曜日から来週水曜日にかけては春のような陽気になると予報されている。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 チャネル9の気象予報部門、ウェザーゾーンは、6月7日は摂氏20度を超え、女王誕生日までは摂氏22度前後を維持、さらに12日には摂氏26度にもなると予報している。

 ウェザーゾーンのベン・ドメンシノ気象研究家は「寒気はニュージーランドに向けてタスマン海を渡っており、大陸内陸からの暖気がオーストラリア南東部に移動してきている。今後1週間、シドニー地域は晴れの日が続き、所によりわずかに雲が出る程度」と発表している。

 さらに、「この時期、突然の寒冷気象の後で温暖な気象になることはよくあることだが、摂氏26度まで上がるというのはかなり珍しいことだ」としている。

 6月の長期的平均最高気温は摂氏17度だが、今後暖かい陽気が続くと、既に摂氏18度になっている今月の平均気温が押し上げられることになる。ドメンシノ氏によると、「シドニー地域の6月の最高気温記録は1931年の摂氏26.9度というのがある。6月にそのような気温になるのはきわめて異常だといえる。シドニーでそれほど暑くなるということではないが、オーストラリアの他の地域に熱い空気ができており、それがNSW州に戻ってきているということだ。この温暖な気象がどれほど続くか分からないが、来週末頃には再び冷え込み始める」と発表している。

 今年、オーストラリアは記録的な暖かい秋だったが、冬も温暖で乾燥した気象条件が続くと予想されている。
■ソース
Forget winter, as string of ‘unusually’ warm days on the way

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