一時は視界500mまで下がり、遅れ長引く
7月7日朝、シドニー地域を濃い霧が多い、一時は視界が500mまで下がったため、シドニー空港はフライトの離着陸が大幅に遅れ、霧が晴れた後も遅れは長引いた。
また、香港、台北、ニュージーランドのオークランドなどからのフライトが他の空港に振り向けられた。
また、ゴールド・コースト、メルボルンのアバロン空港からのフライトは欠航になった。
シドニー空港広報担当者は、霧が晴れた後も国内線では1時間前後の遅れが続いていると発表しており、各航空会社のフライトについては旅客各自が航空券の航空会社に問い合わせるよう呼びかけが出ている。
その他にもシドニー・ハーバーのフェリーも早朝に視界が悪いために欠航便が出ており、NSW州運輸局では、「運航再開後も遅れが出ている」と発表している。
このシドニー地域を覆った霧は西はバサースト、北はニューカッスル、南は南部高原地帯にまで広がっており、気象庁(BoM)のスティーブン・ステファナク予報官は、「この霧は前夜の雨があがったために起きたもので、シドニー地域では6日夕刻から夜半にかけて雨が降った。しかし、朝までには晴れ上がり、そのために地表が冷えたことが霧の原因になっている」と解説した。
■ソース
Heavy fog blankets Sydney and delays flights at airport