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「シドニー都市圏の煙と砂塵はしばらく続く」

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当局が地域の大気質の悪化を警告

 気象庁(BoM)は、シドニー都市圏全体を覆っていた煙は、週末に向けて一部の地域では薄れるだろう、ただし、これは一時的な現象で再び煙と砂塵がシドニー地域を覆うことが考えられると発表している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 今週の3日間、シドニー地域の大気質は、「有害」レベルまで悪化していた。

 同地域を覆っていた煙の大部分はNSW州北部のブッシュファイアの煙が北風で吹き流されてきたものであり、しかも州北部のブッシュファイアは今後何週間も鎮火しそうにないことから、北風が吹けばいつでもシドニー都市圏に吹かれてくることが予想される。

 一方、砂塵は旱魃に見舞われている州西部の表層土が風で吹き流され、シドニー平野で地面に降ってくるものに他ならない。

 11月は19日と21日に空気質指数(AQI)が「有害」レベルになっていた。

 22日朝もAQIが各所で「有害」レベルの200を超えていた。

 主な地域のAQIは次の通り。
 シドニー都心部/229、リッチモンド/651、リバプール/300、ウロンゴン/207、ニューカッスル/245、ワガワガ/308など。

 BoMのアブラー・シャブレン予報官は、大きな煙の塊が、沖合に停滞しているため、この週末も煙模様が続くと発表している。
■ソース
Sydney smoke from fires and dust is here to stay, authorities warn

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