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QLD州政府、インフルエンザ・ワクチン接種呼びかけ

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秋から冬にかけてコロナウイルスとの複合感染警戒

 1月22日付ABC放送(電子版)は、QLD州政府が州民に向けて、毎年3月から4月にかけた時期に始まるインフルエンザ・ワクチン接種を受けるよう呼びかけていると伝えた。

 今年、秋から冬に向かう時期にインフルエンザとコロナウイルスの複合感染が懸念されている。今年はコロナウイルス・ワクチン接種率が90%を超えるまでになっているが、国境閉鎖が大幅に緩和されるため、海外からの渡航者が増えると、インフルエンザ患者が極端に少なかった昨年とは異なり、インフルエンザ・ウイルスが海外から入り込み、また、国内は規制が大幅に緩和されていることから、現在のコロナウイルスの大きな蔓延と重なって複合感染が大きく広がることが予想される。

 州の医療関係専門家は、この複合感染で州の病院にさらに重圧がかかることになるのではないかと警戒しており、コロナウイルス・ワクチンとインフルエンザ・ワクチンは互いに2週間以上あけて接種を受けることができる。

 また、1月22日午前1時より、海外からの渡航者は、コロナウイルス完全接種済みの証明があれば、入国後のホテル隔離を免除されるようになった。ただし、到着後24時間以内に迅速抗原検査(RAT)を受けることが義務づけられている。

 これより前、オーストラリアでのコロナウイルス陽性者が急増していることから、アメリカの疫病管理予防センター(CDC)が、オーストラリアへの渡航に警告を発している。

 22日、アナスタシア・パラシェイQLD州首相は、「国境門戸開放でも、海外よりもオーストラリア国内でコロナウイルスに感染する可能性の方が高いと考えられるから、州内にコロナウイルスが増えるとは考えていない。むしろ、専門家は、国境閉鎖解除でインフルエンザ・ウイルスが国内に侵入してくることを予想している。
■ソース
Queenslanders urged to get flu shot as authorities brace for season dealing with influenza and COVID-19

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