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晩夏のシドニーに豪雨の襲来

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州緊急救援局に救援要請600件

 2月22日、シドニー地域各地で激しい豪雨が続いており、深みにはまった車からの救出や保育所の浸水で児童を救出する騒ぎも起きている。

 2月22日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 この日の豪雨で州緊急救援局(SES)には600件を超える救援要請の電話が入り、洪水に突っ込んで助けを呼ぶクルマのドライバーが続出した他、シドニー南部のテンピでは保育所から児童を救出するなど18件の救難出動があった。

 気象庁(BoM)によると、シドニーではマリックビル・ゴルフ・クラブが102mmの雨量を記録し、中部海岸地域のワイヨンでは3時間に143mmの雨量を記録している。

 2月22日はシドニー都市部では雨模様の気象条件だが、1週間の天気予報によると、シドニー都市部は2月28日まで連日雨の続く気圧配置になっている。

 BoMのガブリエル・ウッドハウス予報官は、「シドニー都市圏の一部は連日激しい雷雨警報モードになっている。シドニー都市圏西部が最大の雨量を記録しているが、インナーウェストのマリックビルでも1時間に76mmの雨が降っている。

 また、シドニー空港では2月22日には午前9時から63mmの雨量があり、一方、バンクスタウンでは73mm、カンタベリーで70mmの雨量を記録しており、都心部でも2月には97mmの雨量を記録しているが、月平均記録の119.3mmをわずかに下回っている。
■ソース
‘Bucketload of rain’ hits Sydney as summer draws to a close

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