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世界的な児童性虐待マテリアル共有グループ摘発

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オーストラリアでも100人以上を逮捕起訴処分

 3月2日付ABC放送(電子版)は、世界各国の警察が情報を集め、「モルト作戦」と名付けられた共同捜査を続けた結果、インターネットのクラウド・ストレージを利用して世界中で児童性虐待マテリアルを共有していたグループを摘発した。

 また、オーストラリア全土で連邦警察(AFP)警察官が158件の捜索令状を執行し、男117人を逮捕、起訴処分し、51人の児童を保護した。

 2019年に「児童性虐待マテリアルをインターネットのクラウド・ストレージで共有しているグループがある」との情報から、連邦警察(AFP)の全豪児童搾取防止センター(ACCCE)が中心となって国際的なモルト作戦の捜査が始まった。

 この世界各国の警察が連絡を取り合って続けられた捜査は、海外ではH作戦と呼ばれ、国内ではモルト作戦と呼ばれていた。

 オーストラリアで起訴された117人の起訴罪状は1,248件にものぼっている。また、保護された児童の数は世界の複数の国で153人にもなっている。

 158件の捜索令状では被疑者の自宅などからラップトップ1台の他、複数の電子機器がAFPに押収された。

 AFPのリサ・ゲール副長官は、「忌まわしい犯罪だ。児童性虐待を閲覧し、配布し、制作する行為そのものが忌まわしい犯罪だ。児童は商品ではない。AFPは全力を挙げて昼夜を分かたず、犯人の身元を洗い出すために努力を続けてきた」と語っている。

 オーストラリア国内の違反者は18歳から61歳までひろがっている。
■ソース
More than 100 Australians charged with child abuse-related offences as part of global police operation

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