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「すずめの戸締まり」、オーストラリアで公開中 新海誠監督の最新アニメ映画

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海外でも観客動員数2,500万人超えの大ヒットに

『すずめの戸締まり」は、主人公・岩戸鈴芽の冒険と成長を描いたロード・ムービーだ(©Crunchyroll)

 日本を代表するアニメ・クリエーターとして世界的に知られる新海誠監督の最新作『すずめの戸締まり』が、オーストラリア各地のホイツ、イベント・シネマ、デンディーなどの映画館で公開中だ。英語名は「Suzume」。音声は日本語で、英語字幕が付く。

鈴芽たちのゆく先々で翻弄する神獣「ダイジン」(©Crunchyroll)

 『すずめの戸締まり』は、日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる「扉」を閉めていく17歳の女子高校生、鈴芽(すずめ)の冒険と成長を描いたファンタジー作品。九州に暮らす鈴芽は、「扉を探している」という旅人・草太と出会い、迷い込んだ廃墟で古い扉を見つける…。

日本各地の「扉」を閉める旅をしている「閉じ師」の宗像草太(©Crunchyroll)

 昨年11月に日本で公開され、興行収入143億1,000万円(興行通信社調べ)と新海作品としては『君の名は。』に次ぐ大ヒットに。3月には海外でも封切られ、ツイッターの「映画『すずめの戸締まり』公式」アカウントによると、4月9日までに海外観客動員数は2,500万人を突破したという。オーストラリアでは13日に上映を開始した。

母親を亡くした鈴芽を育てた叔母の岩戸環。女優の深津絵里が声優を担当している(©Crunchyroll)

 新海誠は1973年生まれ。ゲーム制作会社を経て2002年に短編アニメ『ほしのこえ』で監督デビュー。時を超えた少年・少女の「入れ替わり」と彗星落下をテーマにした『君の名は。』(16年)の大ヒットで日本屈指のアニメ作家に。雨がずっと続く東京を舞台に祈りで晴れにできる少女を描いた次作『天気の子』(19年)も興行収入142億3,000万円のヒット作品となった。『すずめ』は3年ぶりの新作。新海監督の劇場用アニメ映画としては7作目。

■『すずめの戸締まり』(Suzume)オーストラリア公開情報
Suzume Showtimes

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