検索
Close this search box.
検索
Close this search box.

イスラエル臨時チャーター便、オーストラリアは国民600人、外国人100人の退避完了

SHARE

ガザ地区にオーストラリア国民45人 政府は引き続き「人道回廊」設置働きかけ

オーストラリアのリチャード・マールズ副首相兼国防相(Photo: Wikipedia)

 オーストラリアのリチャード・マールズ連邦副首相兼国防相は17日、公共放送ABCの朝のテレビ番組で、政府がチャーターした臨時便で、自国民600人を含む700人をイスラエルから退避させたと表明した。チャーター便による退避はいったん完了し、事態が悪化した場合、周辺地域に待機しているオーストラリア空軍の輸送機を派遣する。

 また、副首相はイスラエル軍による地上侵攻の可能性が高まっているパレスチナ自治区ガザ地区に現在、オーストラリア国籍保持者45人が滞在していることを明らかにした。これまで19人としていた数を上方修正した。

 副首相は「(ガザに滞在中の国民を)安全な場所に移動させる方策を一生懸命に探している」と述べた。政府はガザから民間人を退避させる「人道回廊」の設置を関係国に引き続き働きかけている。

 一方、イスラエルが占領するもう1つのパレスチナ自治区、ヨルダン川西岸地区では、オーストラリア政府が自国民を国外に退避させるためバスをチャーターしたが、運行が遅れているという。ABCによると、政府はエルサレムの北方ラマッラからヨルダンにバスで脱出させる計画で、ヨルダン国境の橋の通行許可を当局に要請している。ヨルダン川西岸地区内と外部への移動は、イスラエル軍が検問を強化しているという。

■ソース
Israel-Gaza war live updates: Joe Biden set to visit Israel on Wednesday as Hamas releases video of 21-year-old hostage(ABC News)

SHARE
Google Adsense