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Sydney Royal Easter Show 2021見どころガイド

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Sydney Royal Easter Show
2021年4月1〜12日開催 見どころガイド+豆知識

シドニー・ロイヤル・イースター・ショーは、オーストラリアの農業の繁栄を祝うお祭り。野菜、穀物、肉、水産物、ワインなど食を作る産業だけでなく、綿花や羊毛などの繊維産業も含め、地方部の産業と生活文化を五感で感じてみよう。会場内のエリアごとに見どころを紹介する。

Sydney Royal Easter Show

●会場:Sydney Showground(1 Showground Rd.,Sydney Olympic Park)
●アクセス:オリンピック・パーク駅(入場メイン・ゲート至近)、コンコード・ウエスト駅から徒歩15分、会場駐車場は1日$20(オンラインでプレ予約要)
●日程:4月1日(木)~12日(月)
●時間:8:30AM~9PM(各パビリオンは4月2~5日は8:30PMまで、それ以外は閉館時間が異なる)、花火8:30PM、コカコーラ・カーニバルは深夜まで営業
●料金:<1日券>大人$43.50、コンセッション$34、子ども(4~15歳。16~18歳は要学生証。3歳以下無料)$27.50、家族(大人2人+子ども4~15歳2人)$99.50<トワイライト券/4PM~>大人$32、子ども$10、コンセッション$23、他※発券手数料別途
●Web:eastershow.com.au

Animal Walk
アニマル・ウォーク

Animal Walk アニマル・ウォーク

会場のメイン・ゲートから比較的近いアニマル・ウォークのエリアには、羊、ニワトリ、豚、ヤギ、牛、アルパカなど、農場の動物のパビリオンがずらり。「10シェイク・ファームヤード・ナーサリー」では、囲いの中にいる約500匹の愛らしい動物と触れ合うことができる。その隣に位置する「ウールワース・フード・ファーム」には、おいしいパイ店や国産卵の子ども料理教室の他、キッズのための農業学習や、食品ロスの問題や水の大切さについて知るコーナーもある。大人も子どもも楽しみながらオーストラリアの食について学ぼう。

Giants Studium
ジャイアンツ・スタジアム

Giants Studium ジャイアンツ・スタジアム

場内中心部のジャイアンツ・スタジアムでは、馬の障害物競走、ロデオ、モトクロスなど、迫力満点のショーが繰り広げられる。スタジアムの内外で1日4回行われる「ニコロデオン・ストリート・パレード」では、スポンジ・ボブなどの人気キャラクターにも会える。午後8時40分の花火やショーを含む「イブニング・エンターテインメント」は、入場前に1日券+10ドルで座席を確保しよう。

Coca-Cola Carnival
コカコーラ・カーニバル

Coca-Cola Carnival コカコーラ・カーニバル

ツイストするジェットコースターや、高さ45メートルの巨大スイングなど絶叫マシンも充実の移動式遊園地。夜まで開場しているので、夕方から入場可能なトワイライト券でも楽しめる。別エリアの「キッズ・カーニバル」には、ティー・カップや巨大すべり台、メリーゴーラウンドなども。いずれもオンラインまたは会場で乗り物用のカーニバル・クーポンを購入し、必要枚数ずつ使うシステム。

Showbag Pavillion
ショーバッグ・パビリオン

フェスティバル名物のショーバッグは、お菓子やキャラクター・グッズ、コスメ、健康アイテムなど、中身が分かる福袋形式のお楽しみバッグ。ショーバッグ・パビリオンで、お土産代わりに選んでみよう。周辺には犬や猫、鳥のパビリオン、ファッション&スタイルやアート&クラフトのパビリオン、丸太を切り組み立てる速さを競う「ウッドチョッピング&ソウイン
グ」の競技会場もあり。

The Paddock
ザ・パドック

The Paddock ザ・パドック

可愛いアルパカと一緒に記念撮影をしたいなら、ザ・パドックのエリアにある「アルパカ・プロムナード」がお勧め。2時間に一度の散歩タイムを狙って訪れてみては。2〜10歳向けの「リトル・ハンズ・オン・ザ・ランド」では、ニワトリの世話やトラクターの操作、農作物の収穫など農場で働き、稼いだお金をスーパーマーケットで使う模擬体験アクティビティーに無料で参加できる。

Woolworths Fresh Food Dome
ウールワース・フレッシュ・フード・ドーム

Woolworths Fresh Food Domeウールワース・フレッシュ・フード・ドーム

ウールワース・フレッシュ・フード・ドームは、食材と食品にフォーカスした会場。5つの農業地域が特産品を美しく飾った「ディストリクト・エキシビッツ・ディスプレイ」では、新鮮な野菜や果物、ハチミツ、ワイン、ジャム、穀物、羊毛、蜜ろうなどの購入も可能。なお、ポップアップの飲食店や屋台はイースター・ショーの会場全域に点在しているが、ドーム内にも生牡蠣などのシーフードをワインと共に味わえるバーや、キッズも嬉しいチーズ・トースティーの出店もあるので、お腹をすかせて行ってみよう。

イースター・ショーにまつわる5つの豆知識

1. 農業のレベル・アップのために創立

イースター・ショーは元々、国内の農業や畜産業の水準向上を目的として始まった。当初はコンペティション形式で優れた農作物や食品を評価することで、産業従事者のモチベーションを高め、農業をより広めることに役立った。こうした品評会は現在の同イベントにも引き継がれている。

2. 情報交換の場でもあった!

優れた農産品や家畜などの展示と品評会に加え、農地耕作のデモンストレーションなども行われた黎明期のイースター・ショー。情報を入手する手段の少なかった時代において、生産者が農業技術の進歩やトレンドについて情報を仕入れ、アイデア交換を行うための貴重な交流の場にもなっていた。

3. ユニークなコンペティション

現在のイースター・ショーで実施されるコンペティションには、農産物や家畜の他、一風変わったテーマのものもある。かかしのデザイン、カボチャの彫刻、木こりの技術を競うコンペティションの他、地方部をPRするアンバサダーを選ぶコンペティションも。お気に入りを探すのも楽しみ方の一つだ。

4. イースター・ショーは毎年開催?

1823年のイースター・ショー開始から今年で199年。その間、経済状況の悪化で中断された 1936〜56年以外では、2回の開催中止があった。スペインかぜが流行した1919年と、新型コロナウイルスのパンデミックが始まった2020年だ。今年は徹底した感染症対策の下、無事に開催が決定した。

5. 農業祭は他州にもある?

5月にTAS州で「アグフェスト」、8月にQLD州
で「エッカ」、9月にはVIC州の「ロイヤル・メルボルン・ショー」、SA州の「ロイヤル・アデレード・ショー」、WA州の「パース・ロイヤル・ショー」など多数の農業祭がある中、シドニーのイースター・ショーは例年約82万人を動員し国内最大規模だ。

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