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無印良品(MUJI)の「発酵ぬかどこ」

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Editor's Pick -(エディターズ・ピック)

今月の気になる一品
優れた日用品からため息の出るような贅沢品まで、
スタッフの気になるアイテムを独自の目線でピック・アップしてお届け。
日本とオーストラリアを中心に、世界各国のブランドから紹介する。
本当に良い物を愛用して、日々の暮らしをもっと心豊かに。
大人の毎日を完成させよう。(文 石井ゆり子)

無印良品(MUJI)発酵ぬかどこ1kg ¥890
無印良品(MUJI)発酵ぬかどこ1kg ¥890

 和食の基本に「一汁一菜」という言葉がある通り、日本人にとって、ご飯のお供に欠かせない汁物と惣菜。更に、漬物が加わることで献立の構成が成り立つと言っても過言ではない。漬物は、栄養価が高く、保存が効くことで知られる日本を代表する発酵食品の1つだ。野菜を中心に、さまざまな食材を食塩や酢、米糠(こめぬか)、酒粕などに漬け込むことで完成するため、自家製漬物を楽しむことができる。そこで今回紹介するのが、「無印良品(MUJI)の発酵ぬかどこ」だ。

 シンプルなデザインかつ良質で無駄のない機能が魅力の無印良品は、グローバル・ブランドとして、文房具や生活雑貨、家具、家電、衣料、食品など、さまざまな商品を展開。日本国内のみならず、海外にも多数店舗を構え、人びとを魅了している。衣食住のアイテムが豊富に用意される中、近年、特に注目を浴びているのが食品部門だ。お菓子から調味料、レトルト食品、冷凍食品まで幅広いラインナップがそろい、リーズナブルな価格と味のクオリティーに定評がある。

 同商品は、毎日かき混ぜる必要がない糠床(ぬかどこ)だ。内容量は1kgで、米糠、食塩、昆布、唐辛子、ビール酵母など一般的な糠床の原材料から成る。抗菌性の高い乳酸菌を使って発酵させた糠床が、チャック付のパッケージに入っているため、別の容器を用意することなく直接食材を漬け、すぐに使用できる点がうれしい。通常なら、糠床を作るために塩や昆布などを入れて味を調整し、野菜の捨て漬けを何度か繰り返すが、その手間がなく、手軽においしいぬか漬けが作れるので、初心者や多忙な人にぴったりだ。

 パッケージの裏面には、下準備の仕方や漬け込みに最適な食材の量、漬け時間の目安に加え、手入れ方法が記載されている。開封後は、手入れ次第で繰り返し長く使え、糠床が少なくなったら別途販売されている「無印良品(MUJI)の発酵ぬかどこ補充用」を加えると良い。さっと取り出すだけで立派な一品になる漬物を、毎日の食卓に取り入れてみてはいかがだろう。

ブランド情報

Web: www.muji.com/jp/ja/store

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