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シドニー・フェスティバル2020

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シドニー・フェスティバル2020

シドニーで毎年1月に開催される夏の祭典「シドニー・フェスティバル」。クリエイティビティー溢れるインスタレーションやビジュアル・アート、ミュージック、サーカス、キャバレーなど、シドニーのさまざまな場所でプログラムが行われ、大人から子どもまで楽しめるイベントになっている。本特集では本紙がお薦めする15のプログラムをご紹介する。


【開催概要】
■日程:1月8日(水)~26日(日)
■会場:シドニー市内、パラマタ各所など
■Tel: (02)8248-6500
■Email: mail@sydneyfestival.org.au
★Web: sydneyfestival.org.au

【パンフレット】
市内各所で配布。公式ウェブサイトで、パンフレットや今年のイベント・カレンダーを請求、ダウンロードすることも可能。

【チケット】
オンラインでのチケット購入は公式ウェブサイトから。電話(Tel: (02)8880-9214/1月3日まで月~金9AM~5PM、6日以降月~金8AM~8PM、土~日10AM~2PM)で購入・問い合わせ。または、Ticketmasterや各会場窓口でも購入可能。
◎マルチパックス・チケット:3~4個のプログラムを予約すると10%オフ、5個以上のプログラムを予約すると20%オフなど。

THEATRE/DANCE

エンカウンター
ENCOUNTER

©Heidrun Lohr
©Heidrun Lohr

ウエスタン・シドニーを舞台に16人の若きダンサーと48人のオーケストラが織りなす音楽とダンスによるパフォーマンス。力みなぎる若者の非日常との出会いと不屈の精神を描いている。プレリュード公演もあるため、ブランケットを持ち込んで、早めに会場へ向かおう。


▼会場:Prince Alfred Square ▼日時:1月10日(金)~12日(日)6PM ~▼料金:無料

THEATRE/DANCE

レーザー・ビーク・マン
Laser Beak Man

©Dylan Evans
©Dylan Evans

幼いころに自閉症と診断されたティム・シャープの世界観が、人形劇でよみがえる。ティムが11歳の時に生み出した「レーザー・ビーク・マン」は、悪いものを良いものに変えるレーザー光線で世界で最も美しい都市・パワーシティを守るスーパー・ヒーロー。ずる賢い幼なじみにレーザーの能力を奪われ、レーザー・ビーク・マンは友人たちと彼らの街を救うために立ち上がる。アニメにもなった「レーザー・ビーク・マン」を人形劇の世界でも楽しもう。


▼会場:Sydney Opera House ▼日程:1月8日(水)~12日(日)▼時間:日程により異なる ▼料金:一般$50~

THEATRE/DANCE

シックス
SIX

ⒸIdil Sukan
ⒸIdil Sukan

イギリス王ヘンリー8世の6人の妻をモチーフに結成されたガールズバンド。歴史に残る壮絶なストーリーを現代の歌とダンスで表現している。ユニークな歌詞とパワフルな歌声、きらびやかなコスチュームに注目が高まる。現代のポップ・クイーンであるビヨンセ、アデル、リアーナ、アリアナ・グランデに続くヒットとなる予感。


▼会場:Sydney Opera House ▼日程:1月4日(土)~3月5日(木)▼時間:日程により異なる ▼料金:一般$59~

THEATRE/DANCE

トゥー・クルー
Two Crews

ⒸAdam Scarf
ⒸAdam Scarf
©Create Lamine
©Create Lamine

コンテンポラリー・ダンスの振付家ニック・パワーのプロデュースの下、今回結成されたTwo Crews。複雑でバトル調のダンスを得意とするパリ出身のガールズグループ「Lady Rocks」と、国際色豊かで巧みに観客を魅了するシドニー発のグループ「Riddim Nation」から成る。ユニークなダンスに心を躍らせてみては。


▼会場:Carriageworks ▼日時:1月8日(水)~12日(日)▼時間:日程により異なる ▼料金:日程により異なる

CIRCUS

エア・プレイ
Air Play

風に舞うシルクの織物、意思を持ったように浮かぶ風船、そして、カラフルな紙吹雪が夜空で輝く星のように揺れる。家族向けのコメディーやサーカスの要素を持ち、劇場の空間を最大限活かした光のパフォーマンスを展開するエア・プレイ。不思議な世界に笑いと感動が巻き起こるだろう。


▼会場:Roslyn Packer Theatre Walsh Bay ▼日程:1月21日(火)~25日(土)▼時間:7PM~8PM 土曜のみ 2pm~3pm / 7PM~8PM ▼料金:一般$40~

CABARET/MAGIC

ベティ・ブロック-バスター・リイマジンド
Betty Blokk-Buster Reimagined

©Daniel Linnet
©Daniel Linnet

1975年、レグ・リバモアによって創作され、オーストラリア中で大ヒットを記録したワンマンショー、「ベティ・ブロックバスター・フォリーズ」のリメイク版。オリジナルの良さを残しつつ、更なる進化を遂げたテントショーが、再びシドニーにやって来る。会場中が笑いと涙、感動に溢れ、拍手喝さいとなること間違いなし。


▼会場:Magic Mirrors Spiegel Tent ▼日程:1月7日(火)~26日(日)▼時間:日程により異なる ▼料金:一般$70

CABARET/MAGIC

プーフ! シークレッツ・オブ・ア・マジシャン
Poof! Secrets of a Magician

©Cameron Rad
©Cameron Rad

ジェームス・ガレアは、シドニーとロサンゼルスに拠点を置くオーストラリアのマジシャンであり俳優。彼は14歳の時にマジックの技術を習得し、若いころのほとんどの時間をハンド・マジックの勉強に費やし、1日8時間練習していた。ABC TVシリーズ・ベスト・トリック・エバーで主演した経験がある彼のマジック、音楽、大人向けのキャバレー・ショーをこの機会に。


▼会場:Magic Mirrors Spiegeltent ▼日程:1月21日(火)~26日(日)▼時間:日程により異なる ▼料金:一般$50~

MUSIC

アーチ―・ローチ―:テル・ミー・ホワイ
Archie Roach: Tell Me Why

©Adrian Cook
©Adrian Cook

伝説のソング・ライターと言われるアーチー・ローチーが自身のライフ・ストーリーを音楽に乗せて、会場中に響かせる。イベントのコンセプトは生存と更生、そして音楽の持つ癒しや感情を揺らす衝動が融合された幻想的な空間。彼が仲間と作り出すこの空間に酔いしれてみては。


▼会場:City Recital Hall ▼日時:1月24日(金)8PM~ ▼料金:一般$60~

MUSIC

ブロンズ・ランズ
Bronze Lands

©Lihuen Galli
©Lihuen Galli
©Sydney Town Hall
©Sydney Town Hall

ロバート・カーゲンヴェンは、アイルランドを拠点とするオーストラリア生まれのアーティスト。アルバム、パフォーマンス、インスタレーションを制作している。オルガンで奏でられる音は、建物の空間に反響し、私たちの体へと響きわたってくる。繊細でささやくような音から、地下深くに浸透するような深い音を巧みに操る。50分間の現代音楽の旅に出よう。


▼会場:Sydney Town Hall ▼日時:1月21日(火)7PM~ ▼料金:一般$39~

MUSIC

シドニー・シンフォニー・アンダー・ザ・スターズ
Sydney Symphony Under the Stars

©Victor Frankowski
©Victor Frankowski

シドニー・フェスティバルで最も人気があるイベントの1つ。シドニー交響楽団と指揮者であるベンジャミン・ノージーが南空の下で美しい音楽を奏でる。ベートーベン、オッフェンバックなどの有名な作曲プログラムを演奏する。家族や友人たちと、シドニーの夏を満喫しよう。


▼会場:The Crescent Parramatta Park ▼日時:1月18日(土)8PM~ ▼料金:無料

TALKS/WORKSHOPS

コンテンポラリー・キッズxファンボ:ア・クイア
Contemporary Kids x Fambo: A queer

Museum Of Contemporary Artが提供するキッズ・プログラムの特別版。子どもから大人まで楽しめ、創造力と自己表現力を培うことができる。シドニーの風変わりなアーティストによって披露されるパフォーマンス、インスタレーション、アート・メイキング、そしてドレスアップにフォーカスしたワークショップやイベントは要注目だ。


▼会場:Museum Of Contemporary Art ▼日時:1月21日(火)~25日(土)11AM~3PM ▼料金:一般$22~

VISUAL ARTS/INSTALLATIONS

ドーデカリス・ルミナリウム
Dodecalis Luminarium

©Alan Parkinson
©Alan Parkinson

ダーリング・ハーバーのタンバロン・パークにある壮大なルミナリウムは、外から見ると、エイリアンの惑星から着陸したレトロな宇宙船のよう。トンネルの中は自然光を通して放たれるネオンカラ—に溢れている。見る人を惑わす光と色の広がる迷路の世界に、迷い込んでみよう。


▼会場:Tumbalong Park ▼日程:1月8日(水)~26日(日)▼時間:日程により異なる ▼料金:無料、有料チケットもあり

VISUAL ARTS/INSTALLATIONS

レコ・レニー:リメンバー・ミー
Reko Rennie: Remember me

©Reko Rennie
©Reko Rennie

メルボルンを拠点とするカミラロイ(アボリジニ民族の1つ)のアーティストが芸術を通して、現代の都市環境における先住民の文化とアイデンティティーに言及。ジェームズ・クックが上陸してから250周年を迎えるということもあり、アボリジニの歴史について学ぶ良い機会となるだろう。


▼会場:Carriageworks ▼日時:開催中~2021年1月、10AM~6PM ▼料金:無料

INFO AND SPECIAL EVENTS

オーストラリア・デイ
Australia Day

©Australia Day Council of NSW
©Australia Day Council of NSW

2020年1月26日(日)は、皆がオーストラリアを祝福し盛り上がりを見せるオーストラリア・デイだ。バランガルーでの開会式に始まり、シドニー・ハーバーで行われるフェリー・レース、サーキュラー・キーで開催する音楽ライブなど、シドニー中が賑わう。子どもから大人まで楽しめるイベントが盛りだくさん。


▼会場:Barangaroo Reserve ▼日程:1月26日(日)▼時間:イベントにより異なる ▼料金:無料

INFO AND SPECIAL EVENTS

ザ・ヴィジル
The Vigil

©Victor Frankowski
©Victor Frankowski

ザ・ヴィジルは、バランガルーで開催されるオーストラリア・デイの前夜祭。キャンプ・ファイアーと共に音楽ライブやコーラスなどさまざまなパフォーマンスが25日の夜から26日の明け方まで開催される。オーストラリアの文化や歴史に触れて、オーストラリアについての知識と理解を深めよう。


▼会場:Barangaroo Reserve ▼日時:1月25日(土)8PM~ ▼料金:無料


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