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QLD州南東部で流星が夜空を照らし出す

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車のダッシュボード・カメラに捉えられる

 6月22日、QLD州南東部の空に非常に明るい流星が現れ、夜空を照らし出した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 流星は北はロックハンプトン内陸のブラックウォーターから南はNSW州北部海岸部のツイード・ヘッズまでで目撃され、車のダッシュボード・カメラでも捉えられている。

 人口稠密地域での流星出現だけに目撃者も多く、明るい光の尾を引いて高空から落下、燃え尽きる頃に大きな衝撃音を伴ったため、地表に激突したと考えた目撃者もいたが、地元天文協会のジュリー・ストラーヤー氏は、「流星が地表に到達することはまず考えられない」と否定的に見ている。

 また、衝撃音を地震と勘違いした目撃者もいた。

 目撃者はいずれもソーシャル・メディアで目撃談を語っており、「ガットン・バイパスを走っている時に空が数秒間紫色の光になった。その後、明るい火花が光った」と述べている。また他の目撃者は、流星が頭上を飛び去る時に爆発音が聞こえたと述べている。

 流星は一つではなく、当時QLD南東部天文協会のメンバーが空を見上げており、流星3個を観測している。

 ストラーヤー協会副会長は、「流星の成分がどんな金属成分を含んでいるかによって光の色などが異なってくる。たまたま運良く空を見上げている時に星が流れた」と語っており、また爆発音についても、「地上に激突したのなら、単に爆発音ではなく、もっと違った音が聞こえてくるはずだ。衝撃音は隕石が砕け、大気圏でも燃え尽きる際の爆発音であり、かなり大きな音になることがある」と語っている。
■ソース
Meteor lights up Queensland night sky leaving observers scared and amazed

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