優れた日用品からため息の出るようなとっておきのぜいたく品まで、スタッフの気になるアイテムを独自の目線でピック・アップしてお届け。日本とオーストラリアを中心に、時にはその他、世界各国のブランドから、ざっくばらんに紹介する。本当に良い物を愛用して、日々の暮らしを今よりもっと、心豊かに。大人の毎日を完成させよう。(文=石井ゆり子)
今月の気になる一品
特有のポーズや呼吸法、瞑想を通して心と体の調和を促すヨガは、健康法の1つとして老若男女問わず世界中で愛され続けている。
近年、ジムやスタジオのレッスンに通ったり、公園やビーチなどの屋外や自宅で定期的にヨガを行っている人を多く見掛けるようになった。スタイリッシュなヨガ・ウェアに身を包み、お気に入りのアイテムを持ってヨガの時間を楽しむのも人気だ。また、ヨガに欠かせないアイテムであるマットにこだわりを持つ人も増えている。
そこで今回紹介するのが、オーストラリアを拠点にヨガ・グッズを展開する「ヨガエブリウェアー(Yoga Everywhere)」のヨガ・マットだ。
同ブランドは、主に航空写真を撮影する写真家兼アート・ディレクターとして活躍するレミー・ジェレガにより、シドニーで誕生した。彼は、すばらしい色彩とオーストラリアの美しいランドスケープにインスパイアされ、自身が情熱を捧げ続けている写真とヨガを融合させたのだ。
同ブランドのグッズにプリントされた写真は、オーストラリアに点在する美しいビーチをはじめ、アイスランドやイタリア、インドネシアなど世界中で撮影されたものだという。ユニークでインパクトがあり、色彩が豊かなのが特徴だ。ヨガ・マットやクイック・ドライ・タオル、バッグなどの商品が展開され、全ての商品に最新のプリント技術が駆使され、こだわり抜かれた素材で作られている。
同商品は、すばらしいプリントに加え、高品質な点も魅力の1つだ。木の樹液から作られた100パーセント天然のゴムをベースに、吸収性に優れたマイクロスエード層が加工され、細菌などによって無害な物質にまで分解される生物分解性の仕様が施されている。PVC(ポリ塩化ビニル)フリーで、シリコンやフタレート塩素などが使用されていないため、環境に優しい素材であることもお勧めのポイントだ。また、リサイクルが可能な素材で簡単に洗えるのもうれしい。
ヨガはもちろん、ピラティスや一般的なマット・エクササイズにも適しており、従来のマットとは異なり、汗をかくほど握りやすくなっているという。汗をかきやすいビクラムやホット・ヨガにも最適なマットとして定評がある。
直径182センチ、幅61センチと大きめのサイズなので、ゆったりと使用することができる。厚さは3ミリでロールアップしやすく、重さは2.2キロと軽く持ち運びやすい。キャリー・ストレッチ・ストラップが付属されている点も魅力だ。
美しい大自然が描かれたリラックス効果抜群のマットが、ヨガ・ライフを更に充実させてくれることは間違いない。さまざまなプリントから、好みに合ったマットをチョイスして、ヨガやエクササイズを楽しんでみてはいかがだろう。ボンダイ・ビーチやバイロン・ベイ、マンリー・ビーチなど、お気に入りの場所が被写体になっているものを選ぶと良いだろう。
■Web: yogaeverywhere.com.au