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QLD州南部の洪水州外に去り、奥地の道路も再開

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SA州エアー湖に水が溜まり始め、鳥の集まる時期に

 QLD州最南西部にあるバーズビルでは洪水で遮断されていた道路が再開されており、一方、QLD州の分水嶺西側の洪水は州外に去り、QLD州と接するSA州北東部のエアー湖(アボリジニ名カチ・サンダ)盆地に集まってきている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 エアー湖は海抜マイナス16mという低い土地にあり、また、豪大陸が平らなため通常QLD州の水源からこの盆地までの1000kmを流れてくるのに1年かかると言われており、ほとんどの河川の水は盆地に達する前に消滅している。

 エアー湖に水が満ち始めることを予知した水鳥がすでにこの盆地に集まり始めているとも報道されており、地域の観光オペレータは再びエアー湖観光が活発になることを期待しており、ウィリアム・クリーク飛行機チャーター会社のパイロット、トレバー・ライト氏は、「今回の水量と流速は予想をはるかに上回っている。盆地のQLD州州に近いゴイダー・ラグーンはすでに水が満ちており、流れはさらにエアー湖北端に流れ込み始めている。既にペリカンやブラック・ダックが集まってきており、また、何年かに一度というこの洪水に集まってくるボート乗りもすでに集まり始めている。これから何週間か何か月の間、ディアマンティナ氾濫原では膨大な数の鳥が集まってくるはず。現在、河川の流速は場所によっては2,3kmにも達している。氾濫原の牧畜農家にとっては期待のもてる状況だし、SA州の観光と雇用も拡大することと思う」と語っている。

 4月になれば、レーク・エアー・ヨット・クラブがエアー湖盆地に流れ込む河川の一つ、ウォバートン川で4日間のレガッタ競艇を主催することになっている。
■ソース
Lake Eyre begins filling with Queensland floodwaters as Birdsville roads reopen

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