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在豪歴の長さにかかわらず、オーストラリアから日本に帰国する際、家族や友人へのお土産選びに悩む人は多いのでは? オーストラリアのお土産にぴったりなお薦めアイテムを日豪プレスのスタッフが厳選し紹介!
Vol.29 MILO CEREAL PROTEIN

日本でもおなじみのネスレ社が発売しているココア味の麦芽飲料「MILO」。同商品はオーストラリア発祥であることをご存じだろうか。1934年、オーストラリアの科学者トーマス・メインによって開発され、その製品名には、紀元前600年ごろのギリシャ神話に登場するアスリート、ミロン(Milon)に由来した名が付けられた。35年よりオーストラリアの工場で製造が開始され、日本では73年に発売がスタートし、成長期の子どもたちを中心に長い間親しまれてきた。80年以上経った現在、世界40カ国以上で販売されるほどの人気商品となった。
世界的に新型コロナウイルスが蔓延する中、2020年7月、日本でSNSを中心に「MILOは手軽に鉄分が補給できる」など栄養機能に注目した発言がポストされるようになり、一気に需要が急増。一時品薄状態となり販売が休止される事態になったという。今回紹介するシリアル・タイプのMILOは、日本で一般的に発売されている牛乳に溶かして飲む粉末タイプや、小腹が空いた時に便利な個包装されたチョコレート・タイプと異なり、日本では未発売。また、プロテインが配合された「MILO CEREAL PROTEIN」は1食当たり10.8グラムのたんぱく質が摂取でき、成長期の子どもたちの筋肉の発達をサポートする作用が期待できる。栄養バランスのとれた同商品は、1日をスタートさせる朝食にぴったり。お土産にも喜ばれるだろう。