在豪歴の長さにかかわらず、オーストラリアから日本に帰国する際、家族や友人へのお土産選びに悩む人は多いのでは? オーストラリアのお土産にぴったりなお薦めアイテムを日豪プレスのスタッフが厳選し紹介!
Vol.17Little Genius Flash Cards Abc / 123
今回は、ありそうでいてなかなか日本で見つけにくい、子どもの英語教育に力を入れる家庭に喜ばれるお土産を紹介する。「Kidstuff」という子どものおもちゃを取り扱う企業が販売する「フラッシュ・カード」だ。同社は、多くの人が子どもの時に一度は遊んだ経験があり、知らない人はいないであろうLEGOなどを自社ブランドとして持ち、40年以上続く子供向け製品の大手企業である。
同社は、オーストラリア東海岸を中心に同名の店舗を複数営業している他、オンライン・ショップでの販売も行っている。未就学児向けの本や乗り物から、着せ替え人形、パズル、カラフルなリュックサック、家族で遊べるフラフープにバスケット・ボールまで、見ているだけで子ども時代の楽しさを思い出させてくれるアイテムの数々が魅力だ。
小さな子どもの発達や教育への思いが込められた同社製品の1つが、「Little Genius(小さな天才)」という可愛らしい名前がついたフラッシュ・カード。初めてアルファベットを学ぶ子どもが文字や数字の形と単語を同時にビジュアルから覚えていけるようにと家庭で用いられることの多いクラシックな教材であるフラッシュ・カードを、子どもの感覚を刺激する鮮やかな色使いとシンプルでおしゃれな絵柄でモダンなアイテムに生まれ変わらせた。
例えば「ABC」のボックスには、「A」ならリンゴ(Apple)の絵柄といったように頭韻で結びつけられたカードが52枚セットで入っている。アルファベット26文字に対してカードが52枚あるのは、それぞれの文字に対して2枚ずつのカードが用意されているから。「A」のカードにはそれぞれリンゴのイラストが半分ずつ描かれ、カードを2枚並べると1つのリンゴが完成するというパズルのような仕掛けになっている。英語が母国語ではない子どもにとっても、まずは絵合わせのように遊びながら探求心を持って楽しく学ぶことができそうだ。
いかにも「教育玩具」や「知育玩具」というデザインではないので、カードで子どもの名前の綴りを作って家の壁やドアに飾るなどおしゃれなインテリアの一部として使ってもすてきだ。価格も9.99ドルと、お土産やちょっとしたギフトに最適で、子どもだけでなくデザインやアートに興味のある人へのお土産にも良いかもしれない。なお、同社のオンライン・ショップの配送は残念ながらオーストラリア国内のみが対象となっている。
他にもKidstuffの店舗は0歳から15歳までを対象とした商品を扱っているので、ぜひ一度訪れてみてほしい。子どもはもちろん、大人にとってもさらなる発見や、忘れかけている子ども心を思い出させてくれる良いきっかけになるだろう。