在豪歴の長さにかかわらず、オーストラリアから日本に帰国する際、家族や友人へのお土産選びに悩む人は多いのでは? オーストラリアのお土産にぴったりなお薦めアイテムを日豪プレスのスタッフが厳選し紹介!
Vol.12Haigh’s Chocolates
オーストラリア・アデレート発祥のヘイグス・チョコレート(Haigh’s Chocolates)は、1915年創業の老舗チョコレート・ブランド。アデレートを始め、シドニーやキャンベラ、メルボルンなどに18店舗を構える。
同店のチョコレートには、ガーナやペルーなど世界中の農園から厳選し、調達されたカカオ豆が使用されている。品質にこだわり焙煎することで独特の香り、上質な食感、風味のバランスが取れたチョコレートが作り出されるのだ。
最新の技術、高度なトレーニングを経た職人の技能とテクニックが駆使された調理プロセスにより、クオリティーの高い商品が生み出されている。
発祥地アデレートのシティー中心街から約2キロ程南部に位置する同店の「ビジター・センター」では、無料のガイド付き工場見学ツアーが開催されている。工場見学は事前予約が必要だが、1日に数回開催されている。所要時間は20分程で、チョコレートを製造する方法について学べたり、製造過程を見ることができる。ツアー中に試食用のチョコレートやドリンクの配布があるのもうれしい。更に、同所のみで取り扱われているアウトレット商品の購入も可能だ。大きさが不ぞろいだったり、形が良くなかったりするが味は同じなのでお得感がある。
今回紹介するのは、豊富な種類のチョコレートの中からパッケージがスタイリッシュでお土産やプレセントに最適なボックス・チョコレート2種。
まず1つ目のトリュフ・セレクションはミルク、ダーク、ホワイト・チョコレートを使用した7種のトリュフをボックスに詰めた物だ。フルーツを使用した物もあり、固めのチョコレートでコーティングされ、中身はやわらかいトリュフから成る2層の食感が味わえるのが特徴だ。
2つ目のミルク&ダーク・セレクションは同ブランドの人気商品の1つ。フルーツやアーモンド、キャラメルが入っていて、ソフトとハード・タイプのミルク、ダーク・チョコレートがセレクトされている。濃厚な味わいでしつこくない甘さに仕上がっている。ダーク・チョコレートはそこまで苦味が強くなく食べやすい。
これらのボックスに入ったチョコレートは店頭でショーウィンドーに並べられている物だが、1つひとつ自分で選んで購入することもできる。会計時に試食品のチョコレートがもらえるのもうれしいサービスだ。日本未発売のオーストラリア発祥のチョコレートなので、お土産としてお薦め。特別な日に、自分用のご褒美として買うのも良いだろう。