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コロナウイルス感染症で危険な基礎疾患の数々

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感染力と威力の強いデルタ株の脅威

 9月8日付ABC放送(電子版)は、コロナウイルスに感染した場合に特に危険な基礎疾患の数々を解説している。現在、大シドニー地域で蔓延しているデルタ株の感染死亡者には2回の完全接種済みの人もいるが、ほぼ必ず「重篤な基礎疾患があった」と記されている。そのことから、基礎疾患のある人はなんとしてでもコロナウイルス感染を避けたいということがいえる。

 9月7日にはVIC州のブレット・サットン主席医務官も、「ICU収容を避けるため、一刻も早くワクチン接種を受けるよう」にと呼びかけている。

 コロナウイルス、特に現在はデルタ株に感染すれば誰でも重症になる可能性があるが慢性疾患や何らかの理由で免疫系が弱っている人はコロナウイルス感染で特に重症になる危険がある。

 特に、臓器移植後の免疫抑制薬投与を受けている人、過去2年間に骨髄移植を受けている人、移植片対宿主病予防のために免疫抑制療法を受けている人、過去5年間に、白血病、リンパ腫、骨髄異形成症候群を含む血液がんにかかっている人、化学療法、放射線療法を受けている人。

 また、次の人は中程度のリスクがある: 慢性腎不全、心臓疾患(冠状動脈性心臓病)、中軽度喘息を除く慢性肺疾患、過去1年間にがんにかかった人、糖尿病、高度肥満症、慢性肝疾患、脳卒中や認知症などの神経疾患、慢性の炎症性疾患のある人、また治療を受けている人、原発性免疫不全症候群または後天性免疫不全症候群、管理不良高血圧などがあるが他にも要因はある。

 豪州予防接種技術諮問グループ(ATAGI)も述べているが、妊娠、重度の精神衛生問題、双極性障害などもコロナウイルス感染の症状が悪化する可能性がある。
■ソース
We’ve heard a lot about underlying medical conditions throughout the COVID-19 pandemic. But what do they actually include?

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