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NSW州には気象庁がさらに荒天警報

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海岸線に停滞する低気圧が大雨をもたらす

 3月6日、QLD州南東部にはさらに嵐が猛威を振るったが、NSW州でも海岸線上に低気圧が停滞して雨をもたらしているが、気象庁(BoM)は、今後さらに危険な気象条件が戻ってくると予報している。

 BoMの気象研究者、ジェーン・ゴールディング氏は、今後2,3日さらに悪天候が続くと予報し、注意を呼びかけている。また、これまでに通行止めになっている道路、橋なども通行止めが続く見込みと予報されている。

 また、NSW州北東部、ノーザン・リバーズでは雹、強風、豪雨を伴う嵐が予想される。さらに、シドニー地域でもホークスベリー=ネピアン河川流域、リッチモンド、メナングル、ウィンザーなどの地域では緊急機関が多忙を極めているがその地域では今後更に大規模な洪水が予報されている。

 ノース・リッチモンドでは前夜に降った100mmを超える大雨のため、洪水からの救助活動が行われ、南部海岸地域でもカイアマでは1時間に68mmの雨が降った後で土砂崩れが発生している。

 ゴールディング氏は、「BoMは、沖合の低気圧の発生を監視する。住民もBoMの警報に注意していてもらいたい。州東海岸の低気圧は非常に危険な気象条件だが、沖合のどの海域で発生しているのかで違ってくる。この低気圧はまだ東海岸低気圧にはなっていないが、今後も監視を続けていく」と語っている。

 NSW州北部では、ノーザン・リバーズ地域の住民が先週の洪水の後片付けをしているが、クラレンス川の水位は依然として大規模水害の水位を保っている。

 さらに、ゴールディング氏は、「ノーザン・リバーズ地域には雷雨、大型の雹、強風、大雨が予想されているが、嵐はそれほど広い地域で荒れるものではなく、局地ゲリラ的に発生するとみられる」と語っている。
■ソース
NSW residents warned to prepare again as more dangerous weather forecast

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