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「空港ターミナル内、もうマスク着けなくていいよ」

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17日から施行−政府の医療当局が決定

マスク着用を呼びかけるニュー・サウス・ウェールズ(NSW)州のポスター

 豪州全国の空港施設内で今週末、マスク着用義務が解除される見通しだ。連邦政府と各州・準州政府の医療部門トップで構成する豪健康保護代表者委員会(AHPPC)が14日、勧告した。連邦政府と各州・準州政府の準備が整えば、義務解除は最短で17日の深夜0時から施行される。

 旅客機の機内では引き続きマスクの着用が義務付けられる。

 AHPPCは声明で「すべての州と準州がほとんどのマスク着用義務をすでに解除していることから、空港ターミナル内での着用義務もこれ以上適切ではないと考える」と指摘した。

 ただ、AHPPCは新型コロナ・ウイルスやインフルエンザの感染拡大を防ぐマスクの有効性については認識しているとして、「特にフィジカル・ディスタンスを取ることが不可能な空港ターミナルを含む屋内施設では、引き続きマスクの着用を強く推奨する」と呼びかけている。

 豪州では従来から冬季のインフルエンザ流行時などにマスクを着用する習慣がなかった。このため、コロナ規制の解除が進んだ現在では、野外ではマスクを着けない人が大半を占めている。屋内の施設でもノー・マスク派が増えている。

 例えば、東部ニュー・サウス・ウェールズ(NSW)州の公共交通機関では、現時点でもマスク着用は罰金付きで義務化されている。ところが、シドニーの通勤電車の車内で目視した限り、おおむね半数ほどがマスクを外しているのが現状だ。

■ソース

AHPPC Statement on the Removal of Mask Mandates in Airports

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