シドニー西方で洪水被害広がる 3万人が住むエリアに避難勧告

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アルバニージー首相、支援表明

4日午後のレーダー画像(BOM)

 シドニー都市圏の北西部から西部を流れるネピアン川と下流ホークベリー川の流域を中心に、大規模な洪水の被害が拡大している。公共放送ABC(電子版)によると、ニュー・サウス・ウェールズ(NSW)州緊急事態サービス(SES)は4日午後までに、約3万人が住むエリアに避難勧告を発令し、7カ所に避難所を設営した。

 欧州歴訪中のアンソニー・アルバニージー首相はツイッターでNSW州の洪水被害について支援を行う」と述べ、財政措置を講じる考えを示した。連邦政府はすでに国防軍の派遣を決めている。

 SESの救助隊は3日午後、シドニー北方のグロノス・ポイントで、ホークスベリー川の氾濫で取り残された女性1人と幼児1人を特殊車両で救出した。4日午前には、避難勧告が出されたシドニー西方ロンドンベリーで、浸水した家屋から逃げられなくなった子ども3人を含む家族5人をボートで救出した。

 一方、シドニーの南東沖では、大波で推力を失ったコンテナ船が漂流し、ロイヤル国立公園内の海岸に接近したが、4日午後までにタグボートにけん引されて沖へ移動し、座礁の危険は低下した。

 豪気象局(BOM)によると、NSW州東部に暴風雨をもたらした「東海岸低気圧」の勢力は4日から徐々に弱まる見通し。しかし、ネピアン川、ホークスベリー川流域の一部の地域では、今年3月と4月の大規模な洪水時に記録した水位を上回ると見られている。5日以降も洪水が拡大する可能性があるとして、住民に注意を呼びかけている。
 
■ソース
NSW floods updates: ‘No doubt’ floods becoming ‘more common’ as NSW inundated for fourth time in 18 months, Premier says — as it happened

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