コンダマイン川のメタン泡燃える

「フラッキングが原因」と緑の党議員

 以前からメタンの泡が噴き出していると言われていたQLD州のコンダマイン川にジェレミー・バッキンガムNSW州議会緑の党議員がボートを浮かべ、実際に泡に点火してみせた。

 ABC放送(電子版)は、バッキンガム議員の提出したビデオを放映した。

 コンダマイン川のメタンの泡は2012年から知られており、バッキンガム議員は、川の現場付近の炭層ガス(CSG)フラッキング操業が原因としている。フラッキング操業をしているオリジン・エナジー社は、「川のモニターを続けている」と発表している。

 ビデオでは、バッキンガム議員が台所で使うようなガス点火器を近づけると一瞬橙色の炎がボートを包んだ。議員は、「その後、川面のガスは1時間以上も燃え続けた」としている。

 ビデオはバッキンガム議員のフェースブックに掲載され、23日午前までに2万700回もシェアされた。

 現場はQLD州南西部チンチラに近い部分で、2012年の発見以来何度が調査されている。バッキンガム議員は、「この周辺はCSG井戸の探査や操業で何千本ものボーリングが行われ、現在はフラッキングが行われている。もし、そのフラッキングを止めなければ、いつかオーストラリア、あるいはマレー・ダーリング水系もこうなっていく」と語っている。

 2013年、科学分析企業Norwest Corporationの分析調査報告書は、いくつかの原因を掲げており、自然的原因として、旱魃と洪水により、地下の帯水層の水分が消えた後、再び溜まっていく過程でメタン・ガスが追い出されたという原因説などいくつかの説明を挙げている。人為説では、CSGフラッキング説や井戸掘りを原因とする説もある。

 CSIROのダミアン・バレット氏は、「同位体で計ったところでは、地下炭層が出所であることははっきりしているが、このあたりは炭層が浅く、断層線も川を横断している」と分析している。

 一方、オリジン・エナージー社は、「川のモニターを続けている。川の泡が燃えるのは驚くことだが、環境にも人間にも影響はないはず。」と語っている。
■ソース
Condamine River set on fire after Greens MP lights bubbling methane gas, blames fracking

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